随想や意見,俳句(もどき)
by papillon9999
最近の10記事
最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
最近の記事 ついーと 放射能・原発問題 憲法問題 犯罪・死刑・光市事件 9.11陰謀説 靖国問題 社会問題 政治・政局政局問題 官僚論 小沢一郎関係 私の感性と思想 韓国 俳句 紀行 宗教 よそ様でのコメント集 文化・論 酩格言コピー 身辺雑記 TB歴のあるブログ コメント集(非公開) 書きかけ(非公開) 写真集(非公開) 済み 以前の記事
2021年 07月 2021年 04月 2018年 12月 2018年 06月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 more... その他のジャンル
Stop the 原発ファシズム Stop the 官僚ファシズム Stop the 軍産ファシズム Stop the 経済成長至上主義 Stop the 弱肉強食システム |
「侵略ではなかった」の論理学
2008年 12月 16日
田母神さんのみならず,歴史修正主義者たちの重要な主張の一つに,『大日本帝国の,半島・大陸への「武力進出」は「侵略」ではなかった』というのがある.その論拠として,彼らはいろいろなことを挙げる.
一方において,そういう人に限って,「中国(または北朝鮮)の侵略の恐れ」を人一倍声高に主張する.本稿では,このような主張に潜む論理的な矛盾構造を考察したい. 大日本帝国の「武力進出」が「侵略ではなかった」という論拠とは,例えば次のようなものである.曰く, 「大日本帝国のやったことは現地の人に未だに感謝されている.結果的に(最初の意図は知らんが)大日本帝国がやったことは良いことだったんだ!」 「創氏改名は強制ではない【注1】」 この他にもたくさんあるが,本稿の議論にはこの二つで十分.これらの言い分は歴史修正主義者たちに共通なものとみなしていいだろう. 要するに,大日本帝国が半島や大陸に「武力進出」していろんな施策を行ったが,それは ・現地の人のためになった ・結果的にしろ感謝されるものを残した ・仮に望まなかったものがあったとしても,それは強制ではなかった というようなことを主張しているのである. さて,百歩譲ってもしこのような言い分が正しいとすると,次のような言い分も正しくなることにお気づきだろうか?すなわち,「いかなる侵略も,彼らが最も心配している「中国からの侵略【注2】」さえも,最初の「武力進出」の時点では「侵略」とは呼べない」ということを. なぜなら, 「侵略」であるかどうかは「武力進出」後の結果を見なければ分からないという論理 だからだ. すなわち,中国の「武力進出軍」がどのような「良き遺産」を残してくれるのかは「やってみなければ」わからないのであり,「良き遺産」を残してくれたら.それは「侵略ではない」と,歴史修正主義者自らが主張していることになるのである. 実際,歴史的に優れた文明・文化を作って来た中国だから,どんな優れたものや日本に良いものを残してくれるかもしれない.中国の「武力進出」だって,その後の種々の施策を見極めなければ,それが「侵略」かどうか,判定はできない,と言うことになるのだ. もう少し具体的に考えてみよう.例えば,中国側が, 『日本では漢字が複雑で,勉強が大変だから,中国の指導の下に簡体字を普及させてあげる』 という施策を始めたとしたらどうかな?その結果十年後には小学生が漢字を憶えるのが簡単になって中国側は我々から感謝されるかもしれない. また,中国側が, 『日本人の姓は二文字,三文字あって面倒だから,中国風に一文字だけにしなさい』 という法律を作ったとする.ただし,罰則はないから強制ではない.山田さんなら,”山”さんか”田”さんになるのだろうか.中国側は言うだろう, 『この法律は君たち日本人の姓が長すぎるから,短く簡潔にしてあげるためなのだよ』 と. さらにもう一つ行こうか.次の例えはどうか. 『君たち日本人は西欧人たる米国に支配されていて可哀想だ.我々が解放してあげよう.同じ東洋人のほうがいいでしょう?』 どうだろうか?以上の喩えで示した状況を何と感じるだろうか?武力進出を果たした後,その武力を背景にして,日本人に良いことと「信じて」彼らが私たちに「政策」を施すのである.結果が良ければいいのだろうか?結果が出るまで待つのだろうか? 私なら,いや歴史修正主義者のあなたならなおさら, 『そりゃ侵略じゃ!』 と言いたいのではないだろうか?そんなことは 『余計なお世話!』 だよね.いくら我々のためだといったって,頼んだわけではないよね. 実は韓国・朝鮮・中国の人たちも,そういう意味で 『侵略じゃ!』 と叫んでいるのである.彼らはだれもそんなことは 『頼んじゃいねえ!』 のである.韓国・朝鮮・中国の人たちの気持がわかった?【注3】 以上をまとめよう.中国からも北朝鮮からも「武力進出」してもらったら困る.我々も決してやらない.しかし,かつては確かに『侵略した』,それを認めて心から謝罪する,庶民同士の信頼感はそこから始まる.庶民同士が信頼感で結ばれたら「武力進出」は決して起こらない. 最後に改めて強調しておくが,中国がこういう「進出体質」を持っているということでは決してない.とにかく,中国は元の時代を除いて,我が国に「武力進出」を仕掛けてきたことは一度も無いのだ. 【注1】 大津留公彦さんの記事に対するVenom氏のコメントに書いてあったリンクを紹介する. 「創氏改名とは何か」 辻本武 「歴史と国家」雑考 「創氏改名」の実態―総督府の資料から考える―水野直樹 ざっと見た限りでは,彼ら(著者ら)なりにできるだけ公平であろうと努力している跡が窺える(特に前者).それでも姿勢は「強制ではなかった」という主張に偏り,『現地人はだれも頼んじゃいねえことだった』ということまでは書いてない. 【注2】 ここでは「中国による武力進出」を例え話として用いるが,それは中国がそういう体質を持っている,ということを全く意味していない.そのような意味で例に挙げているのではないことは本文を読めば明らかと思う.この例えはここでの議論に必要不可欠のものである. 【注3】 ここでは大日本帝国の「悪意性」を全く用いていない.つまり,歴史修正主義者たちも認めて水掛け論に逃げていないことだけを用いても,これだけのことが言える,ということである.悪意があったことについては別の記事で書くのでお楽しみに.
by papillon9999
| 2008-12-16 18:57
|
Comments(29)
Commented
by
kyusedai
at 2008-12-17 20:45
x
もし中国が日本を侵略したらですか、、、
何とも挑発的な例えですが、朝鮮併合は侵略であったか無かったか云々を考える例え話としては中国からの侵略は参考にならないと思います。何故なら、その中国の武力進出の背景を説明しないと何も考察できないからです。 ちなみに、田母神氏は世界史的に欧米列強が侵略国家と呼ばれないで日本のみが侵略国家と呼ばれるのは何か不可しいと言っているのですから。 近代の中韓と日本の歴史を二国間のみの関係で理解しようとしてもそれは歴史の理解にはならないと思います。
0
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-18 01:16
Kyusedaiさん,私はあなたの仰る意味が完全には分からないのですが,私なりに解釈するといくつかの疑問点が生じて来ます.一つ一つ片付けて見ましょう.まず最初は次のことです.
『近代の中韓と日本の歴史を二国間のみの関係で理解しようとしてもそれは歴史の理解にはならない』 この意味は, 『大日本帝国の行動は「世界戦略」の下でなされたことだから,日韓,日中のみの関係で考えては理解を誤ることになる』 と考えていいですか? もしこの解釈が当たっているとして,さらには, 『半島への武力進出は世界戦略の一環としてなされたものだから,侵略の形となっても仕方がなかった』 となるのですか?それとも 『世界戦略の一環として韓国と一緒に戦った』 となるのですか? まずこれを確定しましょう.
Commented
at 2008-12-18 10:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
at 2008-12-18 10:09
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
kyusedai
at 2008-12-18 19:12
x
歴史の確定ですか、これは私には出来ません。その知識が無いからです。
しかし、人類の歴史は戦争の歴史でもあり、その歴史は勝者の編纂する歴史でもあります。 現在もチベット等はその国を中国に奪われていますし、人権啓蒙国家フランスでさえ大東亜戦争後にベトナムを再植民地化しようと懸命になりました。 歴史の反省・謝罪・賠償が絶対に大切なことならアメリカは地上から消えなければならず、ロシアもシベリア・沿海州から去らねばなりません。 中国だって、中原に縮小すべきでしょう。 しかし、そういう声はほとんど聴きません。 それは、その時代時代により倫理観やものの価値観に差異があったということを我々は知っているから(どんな知識人でも正確具体的なものではなく、おぼろげな印象・想像でしょうが)ではないでしょうか。 しかし、私の韓国人友人の親戚が旧日本軍将兵により間接的に死に至らしめられたことを知った時には日本人として謝罪しましたし、亡くなられた美しいその親戚の方に激しい憐憫の気持ちが溢れたのは勿論のことです。
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-18 22:16
『歴史の確定ですか』
いいえ,そんなことは言っていません. 『近代の中韓と日本の歴史を二国間のみの関係で理解しようとしてもそれは歴史の理解にはならない』 ということを, 『大日本帝国の行動は「世界戦略」の下でなされたことだから,日韓,日中のみの関係で考えては理解を誤ることになる』 と言い換えることが出来ますか? という質問にすぎません.そこだけへの回答で結構です. そして,kyusedaiさんは 『歴史の確定ですか、これは私には出来ません。その知識が無いからです。』 と仰いました.この意味は, 『大日本帝国の行動は「侵略だった」とも「侵略ではではなかった」ともいうほどの知識は持っていない』 ということを意味していますか?そしたら,kyusedaiさんは, 『あれは侵略ではなかった』 とは主張なさらないわけですね.もしそうなら,kyusedaiさんは私の記事で言う,歴史修正主義者ではないことになります.
Commented
at 2008-12-18 22:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
at 2008-12-18 22:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-18 22:53
Commented
at 2008-12-19 09:33
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
kyusedai
at 2008-12-20 02:50
x
私何年か前にまた別の韓国の友人と話をしまして、朝鮮人が蒙った困難に対して深く同情しますと言ったら、その友人は、同情はいらないから反省してというのです。
反省と言われても僕は誰に対して殺人も傷害も強姦も強奪も、詐欺や痴漢や下着泥棒、覗きさえしたことがないのに反省しなければいけないの? まあ、頭脳劣等で多少怠け者なのは反省しますと答えましたら、ああ、私いまあなたに日本人への偏見を言いましたね、と言われたことがあります。 さて、大日本帝国の朝鮮出兵、その後の併合ですが、やはり、どうも私には侵略したとも自衛行動であったとも正直判定できないのです。しいて言えば両面併せ持つ性格ではないかと思うのです。 「世界戦略」の下でなされたことだから・・・の前に、欧米列強の植民地にならないがために、という修飾が私には付くのです。 平和な時代を生きてきた私にはその当時の欧米列強の恐怖が想像も出来ません。また、大アジア主義者等がついには朝鮮を見限ったこと、その辺が日本が朝鮮を単に侵略したと私が認識できないところです。
Commented
at 2008-12-20 11:05
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-20 14:54
私はkyusedaiさんが真摯に回答されていると感じます.そこには葛藤があって,それと闘っておられる,と強く感じるからです.それで以下のことは私にとってすでに小さいこととなってしまいましたが,もう少し私の感想として述べさせてください.
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-20 14:55
1.『「世界戦略」の下でなされたことだから・・・の前に、欧米列強の植民地にならないがために、という修飾が私には付くのです』と仰いましたが,私の言う,『世界戦略』とは,『欧米列強の植民地とならないがため』というのも入るのです.また,『欧米列強の植民地獲得競争に負けないため』という理由も入ります.
歴史的に正確なのはどちらか,というのはこの際無関係なのです(歴史を確定する必要はない).『自分が植民地とならないため』,または『自分も植民地獲得競争に参入するため』の両方とも『世界戦略』の中に含まれます. つまり,歴史観がどちらであっても,『世界戦略の一環として』朝鮮出兵を行ったのかどうかを問題としているわけです.もしそうであれば,そこには『韓国・朝鮮の都合とは無関係に』『大日本帝国自体の論理』で動いたということになるからです.するとそれは,第三者である『韓国・朝鮮』には大変迷惑であった,ということがいえる,とこういう風に私は考えるのです.
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-20 15:02
2.Kyusedaiさんは,大日本帝国を含む日本国に対して,私が以前の記事に書いたような『論理を超えた愛』を感じておられるのでしょう.つまり,同名のタイトル記事で私の書いたことは,たとえ凶悪殺人の現行犯で息子が捕まっても,『絶対にうちの息子がやったはずはない』と言い張る母親の『愛』が存在するだろう.それを『論理を超えた愛』と呼んだわけですが,kyusedaiさんにもそれを感じてしまいます.これは決して皮肉でもなければ非難でもありません.むしろKyusedaiさんの誠実さを感じます.
3.『反省と言われても僕は誰に対して殺人も・・・反省しなければいけないの?』という点に関して,確かに肉親が犯罪を犯しても犯人以外には何の責任もありません.私も生まれる前のことですから,私自身が謝罪も反省もする必要はないといえましょう. できることは,肉親である犯人に罪を認めてもらうこと,自分自身は絶対に犯さないことを誓うこと,自分の子孫にも二度と繰り返さぬような言い送り(システム作り)をすれば十分と思います.
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-20 15:03
4.最初のご質問にあった
『ちなみに、田母神氏は世界史的に欧米列強が侵略国家と呼ばれないで日本のみが侵略国家と呼ばれるのは何か不可しいと言っているのですから』 という点に関して,もし欧米列強が植民地主義で侵略国家だった,と呼ばれるならば, 田母神さんは『日本も侵略国家だった』と呼ばれることを甘受するのでしょうか?(そしてそれを紹介されたkyusedaiさんも)
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-20 22:18
「創氏改名」のリンク先を少しじっくり読んでみました.注1に挙げた二つのリンク先のうち,後者
「創氏改名」の実態―総督府の資料から考える―水野直樹 は,終始,資料の提示に徹しており,そこにはなんらの主観は入ってないようです. 主観のようなものは最後の数行,「7 終わりに」だけのようです.そしてそこには 「同化・皇民化政策の一環」という評価が下されています. ということで,注2の私の記述はずいぶん不正確でした. どちらかといえば,「同化・皇民化政策の一環」という形で,批判的な立場だとお見受けしました. 著者の水野直樹さんの名誉のためにここにお知らせ申し上げます.読者の皆様もぜひ一度ご参照の上,ご自分で判断してください.
Commented
at 2008-12-21 19:27
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
kyusedai
at 2008-12-22 00:47
x
>第三者である『韓国・朝鮮』には大変迷惑であった,ということがいえる,とこういう風に私は考えるのです.
大変迷惑であったのかどうか?このことは私には解らないのですよ。知識不足なのです。 まあ、自由平和で平等な今の時代の常識で考えると単に他所にチョッカイ出されるのは迷惑だと思いますがね。 例えば朝鮮併合の16年前ハワイ王国は白人宣教師あがりの経営者達によるクーデター(東郷平八郎艦長の浪速がハワイ日本人保護を理由に派遣された)でハワイ共和国となり、その4年後にアメリカに併合されました。 なお、アメリカに併合される17年前にはハワイ王は白人の影響等による西洋化を防ぐ為に日本を訪れ天皇に皇室との姻戚関係を結ぶこと及び日本人の大量移民をを願ったそうです。 これが帝国主義の侵略であることは私にも理解できます。しかし、朝鮮に対して日本政府が行った開国交渉の様子はむしろ日本政府のほうが朝鮮側にコケにされた風でもありましたね。
Commented
by
kyuusedai
at 2008-12-22 01:14
x
要するに朝鮮は清の属国であり、それでも華夷秩序では日本の上位に位置する国との認識であったのでしょうか。
その後、朝鮮では金玉均らのクーデターが起き清国軍の派遣を招き、日清戦争が起き(ハワイでのクーデターはこのころ)、やがて日露戦争が起き、そして日本は朝鮮を保護国にし、その5年後に併合しましたが、日本が関係する頃まで奴隷制国家のようでもあった朝鮮の被支配階級の人々は日本をどのように考えていたんでしょうか。 大変迷惑と考えていたのか、それとも、併合後、比較して人間らしい生活になってきたと感じたのか、人間らしい性格になってきたけど日本文化の流入が鬱陶しく憎たらしいと感じたのか、日本に支配されるなら何が何でも朝鮮時代のほうが良かったと感じたのか・・・正直なところをその当時の人間がいたら聞いてみたいです。
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-22 01:40
kyusedaiさんと私は似たような正義感を持っていると思います.そしてできる限りの理論付けを以って,その正義感を貫こうとしている所も.
ただ惜しいかな,【大日本帝国へのえこひいき】が知らず知らずのうちに入っているようです.勉強されてからまたお話しましょう(よろしければ).
Commented
by
naoko
at 2008-12-22 03:13
x
ちょいと感想ですが…。
近代と言う価値の大転換期に、明治から昭和までの全体としての日本人の変貌の過程を辿るとき、それを肯定的に見たいと言う素朴な気持ちは、結局は、近代のひとつの到達点?となった15年戦争の底なしの闇の中に、儚く吸い込まれていってしまうという感が致します。 また、朝鮮とのかかわりを見ても、甲申事変の金玉均と日本守備隊の挫折と福沢の『脱亜論』以降、アジアに盟友なし!という見限りが、当時の日本人の心に対アジア諸国への優越感を生み、後の外務省による朝鮮王宮への乱入と王妃暗殺を引き起こし、幼い皇子の日本での教育(拉致?)といった伊藤の政策を生んだように思います。 これらは、朝鮮国民を憤慨させるに十分な行為であり、後に伊藤を暗殺した安重根の動機も、理解できるものでした。 もちろん、当時の朝鮮が理想的な国家であったというわけではなく、日本文化の流入や、日本的教育が、それなりに後世によい文化的刺激となったり、優れた人材を生み出したりしたとしたなら、日本人としては意図せぬ望外の幸運であり、慰めであると言わざるを得ませんね。
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-22 16:52
一つ前のコメントに【えこひいき】と書きましたが,これがnaokoさんの仰る 『肯定的に見たいと言う素朴な気持ち』が『儚く吸い込まれていっ』たということを認めたくない深層心理なんでしょう.
『日本人としては意図せぬ望外の幸運であり、慰めであると言わざるを得ませんね』 全くその通りで,『せめてもの慰め』ぐらいに思うべきことです.これを以って居直る理由にはなりません.
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-22 18:56
『日本文化の流入や、日本的教育が、それなりに後世によい文化的刺激となったり、優れた人材を生み出したりしたとしたなら』
これには大前提が必要です.こういう評価を下す資格のある人は,相手側のみに有ります.日本側には有りません.それを前提の上で,このような評価が下されたとするならば,ということを銘記しておく必要があります.
Commented
by
kyusedai
at 2008-12-22 22:34
x
>こういう評価を下す資格のある人は,相手側のみに有ります.日本側には有りません.
そうですか、 ではそもそも我々日本人とは朝鮮・韓国人・在日韓国朝鮮人に対して常に済まない気持ちを持ち、誤解を受ける自衛隊などはさっさと解隊し、決して日本が彼らに侵略されることのないよう常におとなしく相手に気に入られるように振る舞い暮らすべきなのでしょうか? 私はそんな意見を差別と呼びます。差別は差別を呼び拡大し、平和はやがて破られることになるのでは。
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-22 22:47
Commented
at 2008-12-22 22:56
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
at 2008-12-23 00:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
papillon9999 at 2008-12-23 00:18
匿名様 ありがとうございます.
そう,仰るとおりです.私の喩えはこうです.まるで夫婦喧嘩している所に押し入った強盗が,その所為で夫婦喧嘩がやまったのを見て,『俺のおかげで仲直りできて良かっただろう!』 と居直るようなこと(まだまだ甘すぎる喩えですかな). そもそもサムライの国であれば,自分のやったことを 『どうだ,ためになっただろう!』 なんて慎みのないことは言わんはず! 恥を知るべきですな. |