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随想や意見,俳句(もどき)
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世界に一番通用しないのはラグビーだ!
2007年 09月 23日
十何年か前,私の身近にある素晴らしい男が出現した.素晴らしい,ということについて具体的に紹介しよう.まず,年は私より十八ほど若く,目立って大きくはないががっちりしたスポーツマン,頭が良い,結構なハンサム.それから,おまけにとても優しいのだ.
誰にも親切で進んでいろいろな厄介ごとも引き受ける.まあ,欠点らしきものもないではなく,その最大のものは酒を飲んだら攻撃的になる,ということぐらいかな.もっとも,それほど凶暴になるわけではないのだが,いろいろ“口撃”がうるさくなるのである. そんな彼に対し,周囲の人々と同じく,私もとても好感を持った.それは基本的に現在まで続いている. ところが,たった一つだけ,ムカーっと来たことがあって,今回はそれを肴に書くのだが,彼としてはもう憶えているはずのないような小さなことが未だに頭を去らないのだ. それはラグビーにまつわる話である.彼は高校・大学とラグビーを続けてきた.高校のときは一度高校日本代表に入っている(補欠ではあったが).私は野球の方であったから,ラグビーの実戦は,高校1年の時のクラス対抗試合の経験しかない.(右のウィングだったけど残念ながら1回戦敗退.2年・3年の時には残念ながら対抗試合はなかった.) ラグビー自体は私も大変好きだったので,いろいろ彼に話を聞いた.例えば,なぜノックオンをあんなに厳しく取り締まるのか,あれでゲームの流れが中断されて興味がそがれるではないか,とかである. さて,そのムカーっと来た話であるが,私の子供が小学4年生になった頃だったか,酒を飲んでる時に次のように彼に言ったのである. 私:「うちの息子にもラグビーでもさせようかなぁ・・・」 彼:「はっはっは やめといた方がいいですよ.」 たったこれだけのことである.それなのに,これがどうして十年以上経っても忘れられないほどムカーっと来るようなことなのか.それは「はっはっは」にあるのだ.私の独特の嗅覚は,彼が何気なく言ったこの「はっはっは」にピーンと反応した.息子は身体的に目立って大きいとか小さいとかはない.まあ,平均的な体格である.それを確かめもせず,「やめといた方がいいですよ」とは何だ.しかしそれよりも「はっはっは」だ. なんとものすごい優越感ではないか! そう思ったら,すぐ,その反発はラグビーマン(昔はラガーメンと言ってた?)全体に対する感情に及んだ. そういえば,彼らはなんかいつも優越感に浸っている(ように見える)! そう,このような感じは次の各処から受けるのだ. 1.トライした選手は大喜びで飛び跳ねることなく,淡々と自陣に戻ってくる.これはサッカーのゴールを決めた選手のはしゃぎようと全く正反対の表現である.以前はこれこそラグビーの美徳,と思っていたが,最近ではわざとらしさを感じるようになった. 2.熱血青春ドラマでは,主人公はまずラグビー選手のことが多い(かった).そこには強いけれども優しい,というイメージが固定されている. 3.ラグビー部であった,ということを恥ずかしげに言う人はいない. 4.決して威張ったりはせず優しい態度なのであるが,どこか強いものが弱いものに施しているような気配を感じさせる. 5.時々,傲慢さが現れたような不祥事(対女性)を大学ラグビー部員が起こす. ・・・・・ 細かく書くとまだいろいろあるのだが,一言で言うと,やはり『優越感』,『特権階級気取り』.私は以前からこのような『偏見』を抱いているのだ.上のエピソードでの「はっはっは」はまさにこの『優越感』がこぼれ出たもの,と私の嗅覚は反応したのである. ならば言わせてもらうぞ!めぼしいスポーツで, 世界に最も通用しないのはラグビーではないか! ラグビーにもワールドカップと言うものがあって,時々日本も出場しているのだが,世界では全く歯が立たないのだ.今年も早々と予選リーグ敗退が決定したではないか.まさに大人と子供のような弱さなのだ.それなのに国内向けの優越感などに浸っている場合か!,というわけなのである. なんやかんや言っても,サッカーは決勝トーナメントに行くか行かないか,まで成長したし,バレーは浮沈はあっても世界を制したことがある.水泳,体操,野球,自転車,卓球,陸上,しかり.バトミントンだって結構がんばっている.ラグビーももっとがんばらんかい! (断っておきますが,これはラグビーに対するコンプレックスではありません)
by papillon9999
| 2007-09-23 23:46
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Comments(15)
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はっはっは、なんか面白いです。
ワタシは高校のラグビー部をしんどさ故に半年ほどで挫折しました。高校とか、部活とか、ラグビーの話題に対する劣等感はいまだ消えません。高校、大学を通してしかも日本代表になるほどの練習に「耐えてきた」方が自信(優越感?)をもつのは非常によくわかります。それほどラグビーはしんどい。しんどすぎます。しんどい故にドラマもつくりやすかったのでしょう。 そのしんどさのわりにいつまでも、どこまでもマイナーで地味で、仰る様に世界にも通用しない。その方も自虐的に笑ってしまったんじゃないですか(笑) 「優越感」も「特権階級気取り」もいいじゃないですか、「自己満足」「自己陶酔」の世界ですから。何の罪もありません。 あっ、もしかしてpapillon9999さんが「優越感」「特権階級気取り」を感じてる自分を面白がって書いてる記事なのでしょうか? 生意気なコメントですみません。
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この記事にはコメントしないつもりだったのですがdr.stonefly の書き込みを読み考えを変えました。
「自己満足」「自己陶酔」「優越感」「特権階級気取り」を感じてる自分。それそれ此れこそスポーツの真髄なんですよ。 スポーツとは自己陶酔の世界です。 言葉を変えると脳内麻薬の世界ともいえる、一般社会から隔絶した不思議な別宇宙。 ただスポーツには二つの種類がある。オリンピックのようなメジャースポーツとその花形選手。彼らの優越感、特権階級気取りは名実共に本物です。 もう1つはマイナーな競技、関係者だけの其れこそ自己満足の世界。ここでの優越感は微妙に劣等感と同居している。 世界的にはメジャースポーツだが日本的にはマイナースポーツの、ラブビーはどちらに入るのでしょうか。?
みなさんどうもお付き合いくださってありがとうございます.私は,ラグビーは単に「内弁慶の自己陶酔」だと言いたいのですけどね.
だから「はっはっは」の好青年も,自虐的な笑いとは思えませんでしたよ. まあ,内弁慶の優越感をたっぷり抱いてもらって結構です. 私が「優越感」「特権階級気取り」を感じてる,ですって?とんでもない.私にはそのような「材料」がありませんから. 一つの競技で何個も金メダルがもらえるものがありますが,その競技で金メダルをようやく1個取って,永遠にはしゃぐ人がいます.マラソンの金メダル1個の十分の一の価値しかないのにメジャー気取りでって思ってしまいます. でもdr.さんから,「まあ,いいじゃないですか」と言われそうな気が・・・すみません・・・ ![]()
すみません、すみません。書き方がおかしかったので、修正します。
>papillon9999さんが「優越感」「特権階級気取り」を感じてる自分を面白がって は、 >papillon9999さんが、そのラガー青年が「優越感」「特権階級気取り」を持っているのではないか、と感じた自分を面白がって…… です。 でも、こうでもなかったようですね(笑)。 布池さんの >スポーツとは自己陶酔の世界です。 というのはワタシはとても納得してしまいます。 スポーツとはこうあるべきじゃないか、って思いますね。 お金やメダルじゃなくて…… でも、まあお金やメダルであっても、やっぱり、「まあ、いいじゃないですか」って言ってしまいそうですが……(爆)
<感じた自分を面白がって>
ああ,そういう意味だったのですか.ちょっと違いますかね.彼とは今もとてもいい関係なんですが,まさかこんなことを未だに根に持っているとは夢にも思わないでしょう.それが可笑しいです. 布引さんはスポーツに対しても一家言持っておられますね.マイナーなスポーツの代表は登山でしょう \;^_^;/ 私は自己最高記録を出して予選落ち,という結果になっても立派だとほめてあげるタイプです. ![]()
スポーツの優越感の話ですが、面白いことに各スポーツはそれぞれ自分が一番と思っているんですよ。サッカー選手はサッカーが、格闘技選手は格闘技が、重量挙げ選手は重量挙げが、登山家は登山がスポーツの中のスポーツ、スポーツの最高峰と考えている。
其の思い(優越感)(思い込み)(勘違い?)が無いと同じスポーツを何十年も続けれるはずが無いでしょう。 科学的理性的なスポーツ感覚なら、冬にはスキー、春には野球、夏には水泳、秋には陸上競技と色取り取りの競技をするのが心身共に良い。 偏った運動は絶対に体に悪い。 世間では運動は体に良いと言われているがあれは嘘。スポーツは体に悪いんですよ。 運動選手は長生きしません、大学運動部OBより文化部OBの方が数年平均寿命が長いという統計も有るようです。 真面目にスポーツに打ち込んだ人ほど其の傾向が強い。大概はスポーツ障害に苦しんでいる。 一流選手がスポーツを辞める原因はスポーツで体を壊したから。 朝青竜が仮病で巡業をサボったとの報道はスポーツの本質を知らない戯言。
いちいちごもっとも,とうなずけます.私自身は40になってから始めたバトミントンにはまりましたが,膝を痛めて現在休止中です(泣)普段はなんともないのですが,やり始めるとすぐ痛くなって続けることができません.
朝青龍は確かに痛がっていました.仮病ではないと思います. ![]()
朝青竜を叩いていた相撲協会でとんでもない事件が発覚しましたね。
事件発生は2ヶ月前で朝青竜叩きが始まる一ヶ月前。 協会幹部が隠蔽工作した可能性(疑惑)も存在する。元々相撲に限らず日本のスポーツ界にはイジメやリンチ紛いの体罰が横行していた。 モンゴル人の横綱に対して、やれ品格だの相撲道だのを言っていた親方衆が新弟子に対して言語道断の非人道的蛮行を行なった。 傷害致死容疑の親方は横綱の出稽古で、自分の部屋の力士が怪我をしたことに厳重に抗議していたが、土俵上で怪我をするような体や練習方法こそ問題にすべきでしょう。 日本で一番責任感の無い男が、やれ愛国心が如何の、美しい国が如何のと言うマヤカシと同じ構造。 相撲でも一番品格の無い連中が相撲界の第一人者の朝青竜の品格を問題にする。朝青竜叩きはひょっとしたらリンチ事件を隠蔽する目的が有ったのかも知れない。
問題の親方は名門時津風ですよ.これが元小結の双津龍とかいうの.名門にこんな知らない男が居座っている,というのもきっと先代の娘婿かなんかだからなんでしょう.
私はここで,二つの憂うべき病弊を見ます.世襲の弊害,と当事者能力のない(プロとしての能力に欠けた)者がトップになっている,という近年の病理が顕わになっているということです. それこそ,人格・識見が優れてなければ親方になってはいけない,のではないでしょうか.多くの若者を預かるのですから, 相撲協会もなんだか怪しいですね.北の湖理事長がどうも指導力とか管理能力などに問題があるのではないでしょうかねぇ?? 双ツ竜,というのは昔懐かしき,栃錦・若乃花時代にもいたのですよ.これも小結止まりだったと思いますが. ![]()
野球では王長島が幾ら功績が有ってもコミッショナーはおろか球団社長にも為れない。
その点相撲は功績のあった力士は協会最高位(理事長)になれる。 頭に丁髷を載せていて一見古臭いが、いち早く外国人を受け入れたり運営も実力主義で他のスポーツより民主主義的なところもある。 他の全てのスポーツにも当てはまるが、リンチ事件の背景は指導者に真の実力が無かったから。 時津風親方(元小結の双津龍)は指導力不足を腕力やリンチで補おうとした。 大学の体育会系クラブで時々発覚するリンチ事件にも共通する原因。指導力とか管理能力が無いから安易にリンチにはしる。 一昔前は体罰死といえば大学山岳部と言われた時代があったが、大昔は他の体育会系クラブで体罰が横行していた時代に山岳部には殆ど無かった。 大学が4年制となり、先輩に指導者としての実力が無くなると同時に大学山岳部の体罰問題が頻発するようになった。 政治でもスポーツでも其の他のドンナものでも共通することですが、実力が無い者がトップに立つと皺寄せは一番下の者に降りかかってくる。 ![]()
光市事件での刑事弁護士の懲戒請求をテレビ番組で視聴者に煽った、例のマスコミ芸者、橋下弁護士。
行動派を売り物にしているが自分は絶対に行動(懲戒請求)しないこの人物、行動派弁護士の肩書きと共にラグビー日本代表が売りらしい。 弁護士会への懲戒請求をインターネットでの匿名の『嫌がらせコメント』と同程度と誤解したお調子者が数千人。 まさかラグビーファンじゃないでしょうね。
面白そうなのでヤフーでみてみました.
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/sp_interview/hashimoto1.html ラグビーに対しては意外と謙虚な語り口(トップレベルはすごかった,とか)と感じましたが,やはりラグビー臭は臭いますね.まあ,あの程度の臭いなら仕方のない所でしょうか. 中学や高校の熱血先生のイメージですね.しかし残念なことに判断力がまるでないために,生徒を煽動して有能な優れた見識の校長先生をつるし上げる,といった役回りかな? ![]()
>ラグビーに対しては意外と謙虚<というよりも典型的スポーツ馬鹿。
精神年齢が20年前の高校生で止まっているだけではないか。? >ラグビーで得たのは自己犠牲の精神 前にスポーツは体に悪いと書いたが、一番悪いのは心に対してでは無いかと思えるインタビューですね。スポーツから得た教訓が自己犠牲とは何たる認識か。 以前テレビ番組で橋下、勝谷、宮崎、三宅、の面々が国家への自己犠牲(命を捧げる行為)の必要性と美しさを強調していた。 日本の一部スポーツの恐ろしいところは指導者(コーチ)に対する絶対服従と絶対的な上下関係、民主主義の基本原則の欠如でしょう。 亀田親子や時津風部屋などや、古くは旧日本軍にも良く見られる現象。 『自己犠牲の精神』は、安易に使うべきものではない『劇薬』ともいえる代物です。 『自己犠牲の精神』は限りなく美しくもなりうるが、反対の使い方、自己犠牲の対象を間違えれば醜くグロテスクな代物にもなる『危険物』で取り扱いには細心の注意が必要です。 |