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随想や意見,俳句(もどき)

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ドント式と小党分立
 今回の参議院選挙でも,日本国憲法尊重,反新自由主義等を掲げるいくつかの政党が分かれて比例区を戦っている.9条,新党日本,社民(それに共産もだが,これは一応無理としておく).今日の毎日新聞の予測報道によると,これら3党は大変苦戦を強いられているらしい.



 9条と日本はゼロ,社民は改選3が1~2に減りそうだという.これをみるまでもなく,なぜ小党に分かれて戦うのか,という根本的な疑問・批判にたどり着かざるを得ない.無論,組織や考えが一致しないことも多いだろうが,真の危機感があれば智恵もあることだろうに.特に,9条と日本には,きわめて質の高い個人が立候補しているのだが,このままでは全滅となるわけで,真に残念でならない.いくら正論でも言いたいだけ言って議席ゼロ,という独りよがりは何の意味も無いではないか.

 さて,以前の記事で予告したドント式【注1】の研究結果を発表する.この趣旨は,ドント式の合理性の検証と小党分立の得失の吟味である.議席獲得が芳しくなかった時,それはドント式の所為でもあるのかどうか,見極める必要を感じるからだ.

1.ドント式の検証

 比例代表の当選を決めるドント式は,多数党にも少数党にも比較的公平である,と言われている.ほんとにそうか,検証してみた.過去の例をみても,得票数と議席数が比例しているようには見えなかったからである.
 ところがやってみてはじめてわかったことであるが,ドント式は非常に合理的であると感じた.ドント式は,y=a/x という分数関数で表すことができる.ここに,yは1議席当たりの票数,aは各党の総得票数,xは議席数である.議席数は整数であるが,一般的にxとしておく(実数).xを実数と考えると,ドント式は完全比例となる【注2】.実際には議席を小数にはできないので,その時の処理で各党1議席程度の凸凹が生じることがあるが,これは仕方の無いことで,基本的には比例関係が成立するのである.
  実際に,前回の04年選挙の実績を見てみよう.
 
            表 1  

        得票数     議席数  1議席あたりの票数
   民主   2113万余  19      111.25万
   自民   1679万余  15      111.96万
   公明     862万余   8      107.77万
   共産     436万余    4      109.06万
   社民     299万余   2      149.53万


 これを見ると,なんと意外な感じがしないだろうか.1議席当たりの票数は非常に公平になっている.社民だけ,非常に割を食っているが,もし3議席を与えたとすると,1議席当たりは99.69万となり,今度は大きく得をしすぎる.あとで書くが,これは一種の死票である.定数最後の議席を獲得した政党が最も少なくなる.この時は公明がそのラッキーな巡り合わせとなった.

 実は,ドント式のやり方を聞いただけでは気がつきにくいが,ドント式は1議席当たりの票数が最も多くなる党に1議席ずつ与えていく方式なのである.たとえば,社民の3議席目(1議席あたり99.69万)と民主の20議席目(105.69万)は,1議席あたり民主が多いので49議席目の次点は民主に割り当てられるのである.これは非常に合理的なのではないだろうか.
 今回,実験をやってみて,今まで抱いていた胡散臭さ,つまり,何となく大政党が有利なのではないか,という疑いがきれいに払拭されたのである.
 しかし,これは決して小党分立でもよい,という意味ではない.このことについて次で考える.

2.小党分立の影響

 小党分立の影響を直接確かめるために,表1の結果を使って,もし社共が一緒になっていたら,という架空の選挙結果を調べてみた.単純に票数を合わせると次のようになる.
 
            表 2  

        得票数     議席数  1議席あたりの票数
   民主   2113万余  19      111.25万
   自民   1679万余  15      111.96万
   公明     862万余   8      107.77万
   共社    735万余   6      122.55万


 これまた意外なことだが,社共が一緒になっても獲得議席数は変わらないことがわかる.ただ,1議席当たりの票数はかなり効率化されている.このように,分立の影響は思ったほど大きくはないと言っていいようである.とはいえ,議席の当選順位が,分立時の社共の6議席目の当選順位は47番目だったのに対し,統一した場合は6議席目は43位であるので,かなり有利にはなってくる.
 また,往年の美濃部知事を誕生させた社公共,3党合意がなったとした場合も試してみた.この場合も,獲得議席は変動しない.分立の影響は,定数が多くなっても基本的に変わらない.定数が90までとして試したが,獲得議席数は分立した時と統一した時ではまったく変化は無かった.

3.死票の所為で

 以上,小党分立の不利益は少ないといえそうである.しかし,ここに死角がある.死票の問題である.数字で考えるのがわかりやすいだろう.0.9議席というのはないのだから,最低必要な議席当たり得票数の90%の得票を得た政党が無数にあっても合計獲得議席はゼロである.
 実は得票数が少ないと,死票が大量に発生する可能性が高いのである.多数得票政党が死票が少なくなるのだ.たとえば300万票の得票の場合,2議席目から3議席目の間は議席当たり150万票から100万票に大きく落ち込むのに対し,2100万票の得票では19議席から20議席目へ増える時は議席当たり111万票から105万票への落ち込みで済むのである(議席当たりの得票数で勝つ).これは分数関数の宿命でもある.
 これは別に不公平ではないのであるが,何しろ議席数は整数でデジタルであるため中間が無い.そこで大量の死票となってしまうことになる.表1において社民党の議席当たりの得票数が多く,効率が悪いと指摘したが,これも一種の死票である.あと40万票ほどあれば公明が獲得した最下位議席は社民に移っていたのだ.死票は実に約70万票に達する計算になる.

 ただし,死票がいくら多かろうが,ある一つの政党にとっては取り損ねる議席の数は高々一つに過ぎない.だから,一つの党のみ見ていてはこの損を過小評価してしまう.同じ理想を持った政党が,いくつにも分かれ,それぞれ一つずつ取り損なったらどうなるか!そこには大量の議席損失が発生する.すなわち,少数政党にに分立しないでまとまるべきである,という結論が導かれる.

 何度も繰り返すが,冒頭に掲げた3つの小政党がいずれも1議席当たりの最低必要得票数に届かなければ議席はゼロである.なんともったいないことであろう.議席に結びつくような活動・行動が必要なことを声を大にして叫びたい.獲得議席がゼロであってもそれはドント式の所為ではないのである.

【注1】 整数で1,2,3,・・・と順に割っていき,割った数の大きな党に順に議席を割り当てていく方法である.
【注2】 xが実数であれば,定員を基に議席当たりの票数を各党共通に定めることができる.すると,獲得議席数は総得票数に完全に比例する.x=a/p (x:割当議席数,a:総得票数,p:議席当たりの票数)
by papillon9999 | 2007-07-23 01:07 | Comments(27)
Commented by 布引洋 at 2007-07-25 11:48 x
今回立候補の9条ネット。護憲9条だけでは選挙になりません。
天木氏にも言えることですが外交だけでも票は集まりません。
外交や護憲は利権と繋がらず結果的に票にならない。社民党が政党としては護憲に特化して選挙戦を戦っていますが、やっぱり票になりません。
100万票必要な参議院で、10万票あるかないかの9条ネット等の行動には疑問符が付く。
今の日本の正確な状認識が出来ない様では本物の政治は無理。
理想や主義を持つことは大事だが、目の前にいる現実の市民の現状を無視したのでは話にならない。

Commented by papillon9999 at 2007-07-25 15:50
9条ネットには新社会党も加わっているようですね.それでも泡沫団体扱いですよ.ほんとにもったいない.自分がトップにいなければ意味が無いと考えているのでしょうか.それだとしたら票が分散するので困りますね.
社民.新党日本,9条ネット,それにできれば共産も入って,たとえば「新自由主義粉砕ネット」という連合会派で選挙をしたらいいと思うのですが.
反共コンプレックスがあって,共産は入らない方がいいのでしょうか.
もっと現実的に議席獲得に結びついた行動を取って欲しいものです.心ある人たちが疲弊していくのはたまりません.
今回は最低必要票数は120万票以上になると予想しています.
Commented by 布引洋 at 2007-07-25 18:14 x
現在の社民党と共産党の間では政策上はほとんど違いはありません。
社民が政策的に一番近い共産党ではなく可也遠い民主党と選挙協力しているのは言行不一致。
理由は反共云々よりも元々社会党が民主党に合同(吸収合併)する予定行動のはずが、鳩山一派が主導権を奪われることを恐れ村山富一などに対して『入れてやら無い』と意地悪。
結果的に民主党に入れてもらえなかった社会党の残党が仕方なく社民党を作る。
自民党に返りたくてしょうがない新党日本の脱党組みとよく似た立場。社民党のこの立ち位置がそもそもの問題点。
共産党の場合は30年前にはあった民主連合政府などの政権構想が現在無いことが一番の問題点。政権構想が無いから苦し紛れ『確かな野党』になった。政権構想が考えから抜け落ちれば、連合会派も無理。

政権構想(連合会派)と言えば、我らが安倍晋三首相が改革の自民党と民主党とうっかり口を滑らしていましたね。
単なる言い間違いと訂正していますが、言い間違いでは無く真実をうっかり喋った可能性もある。
政権を維持する為には掟破りの反則行為など幾らでもやる連中です。影でどんな裏取引をしていても驚きません。
Commented by papillon9999 at 2007-07-26 10:28
旧社会党には共産党コンプレックスがあるのではないでしょうか.親父を見ていても強く感じます.社会党ファンは素朴なんですね.素朴な社会的正義感で社会党にシンパシーを感じるのですが,マルクスを勉強したわけではないんですね.共産党員はどちらかと言うと頭で理解した感じ,社会党シンパは心で受け止めた感じ,と大雑把には言っていいような気がするのです.親父などは「共産党と思われたくない」ということを非常に気にしていました.それかといって旧民社党も忌み嫌っていましたが,
村山内閣のとき,私が口を極めて批判するのを親父は一生懸命弁護していました.今となっては懐かしい,だけど非常に悔しい思い出です.
民主党にもどんな輩がいるかわかったものではありませんね.旧社会党にだって裏でおいしい思いをしていた田辺一派もいたわけです.
Commented by papillon9999 at 2007-07-26 10:49
旧社会党の受け皿は,都市部では民主と共産に分かれるでしょうが,田舎では共産に流れるのはごくわずかだと思っています.したがって,社共が統一会派を組んでも,有効なのは都市部だけで,田舎では1+1=1.3程度ではないでしょうかね.対立候補にもよりますが.
民主連合政府構想が消えたのは共産党の責任よりも他の野党の責任が大きいのでしょう.構想に応える意志がない.
Commented by papillon9999 at 2007-07-26 11:01
ところで選挙の時だけ統一会派で臨んではいけないのでしょうか.もちろん,国会でも統一会派で通しますが,政党組織は別々のままにしておくのです.民主党は味噌も糞も入り混じっていますが,そのおかげで「多数」という武器を手にしています.ミニ政党も組織は別々のままでいいから選挙のときだけでも統一会派で戦うと(それで当選したら国会内でもそれに拘束されますが)議席が増える可能性があります.
Commented by 布引洋 at 2007-07-26 12:57 x
旧社会党と共産の感性か理論かの違いは同感ですが、
『旧社会党の共産党コンプレックス』と言うよりも日本人全体に存在する共産コンプレックスでは。
共産党指導部は『戦争に反対したこと』を誇りにしていますが、日本人全体の誇りにはなっていない。(票にならない)
当時の日本人の99%以上は戦争に協力するか積極的に推進していたので、普通の日本人にとっては『共産党の反戦』は誇りではなく逆にコンプレックスになっている。
普通の人間は自分の大失敗、大失態を象徴する存在は疎ましい。自分の恥部や弱点と真正面から向かい合うことに大きな苦痛を感じる。
そのため其れ(戦争責任)を指摘する存在(共産党)に対してコンプレックスを感じる。
ここがヨーロッパ諸国と日本の大きな違いです。
欧州諸国では旧枢軸国軍に協力していた人物は今でもパージの対象。極右のルペン氏も自分が抵抗組織に協力していたと話すぐらい。右翼左翼の区別無く反戦反軍は誇りにになっている。
日本では逆に宮本顕治の治安維持法違反の裁判記録の罪状が問題となる。
憲兵や特高警察だけが一般住民を監視したのではない。本当に怖かったのは隣組や消防団、郵便配達や町内会長だった。
Commented by 布引洋 at 2007-07-26 13:03 x
統一会派結成ですが沖縄では成功しています。
沖縄だけでは成功している事実は何を表しているのでしょうか。?
自公連合に対して、社共だけではなく全野党が統一できる秘密を解き明かせば本土でも成功の可能性が生じるでしょう。
Commented by papillon9999 at 2007-07-26 13:28
「日本人全体に存在する共産コンプレックス」うーんなるほどね.しかもその理由が「(戦争責任)を指摘する存在(共産党)」という点もなるほど!と思いました.「本当に怖かったのは隣組や消防団、郵便配達や町内会長だった」という点も慧眼です.
沖縄は素晴らしい例ですね.私は比例区もそれができないかとおもっているんです.小選挙区は無論ですが,衆議院も参議院も比例代表はミニ政党がまとまってほしいですね.民主も一緒になればそれに越したことはありませんが,現実的には第三勢力となる方が近道かもしれません.この勢力が数の力を持って欲しい.民主と連立内閣を組むのです.
Commented by 布引洋 at 2007-07-27 10:30 x
現在の社民党は2%程度の支持率で全くふるいません。
此れは主張している護憲などの政策の支持率が2%と言うわけではなく信用度が2%程度と言うことでしょう。
旧社会党は有権者の三分の一、1500万の支持者がいた。最悪でも1000万以上はあった。
信用を築くのに何十年もかかるが、失う為には2年で十分。
消費税反対が賛成へ。
自衛隊違憲が合憲に。
原発反対が容認に突然変化しても何の説明も、一つの弁明もなしの説明責任なしの無責任政党(社会党)の後継政党其れが今の社民党。
郵政民営化反対で当選した造反議員が直後の国会で賛成投票をしたが有権者は白紙委任したわけではない。
責任を取って議員辞職するべき。
誰にでも譲れない最後の一線があるはずです。
死んでいた自民党政権を復活させた罪は10年経とうが20年経とうが消えるものではない。
社会党支持者の持っていた素朴な平和や正義、理想に対する信頼感を根底から破壊した社会党に解党以外の選択肢は無かった。

自社連立で得たものは『村山談話』唯一つとは情けない限り。
Commented by 布引洋 at 2007-07-27 10:42 x
社共の政策の違いについてですが、70年代に不破氏は『国の自衛権』があるとする態度を明確化し『非武装中立』が党是の当時の社会党と差別化を図っていました。
しかし『国家の自衛権』は危険な選択で9条のなし崩しに道を開く危険性を孕んでいた。
現在の社民党も『非武装中立』を言っていませんが残念なことです。現実を無視しては生きていけないが、理想が無くては生きている意味が無い。
理想が無くては左翼とは言えない。


自らの公約を全て破った社会党(社民党)は、自ら解党すべきである。
其れが1500万人の昔からの支持者への正しい責任の取り方である。
共産党もついでに解散してドイツのように左翼党を結成できれば、対案を持っている政党を熱望している多くの有権者は大喜びするでしょう。
「えらぼーと」の結果が示している様に、実際問題現在の社共両党には政策上の違いは殆ど無い。
Commented by papillon9999 at 2007-07-27 13:49
「死んでいた自民党政権を復活させた罪」,「自社連立で得たものは『村山談話』唯一つ」 実に,私が親父にぶつけていた批判そっくりそのままです.ほんとに悔しいですね.ご丁寧なことに,小選挙区制の導入まで賛成したんですよね.
素朴なのはいいのですが,不遜な言い方を許してもらえば,「頭が悪い」につきるような気がしますが.いい薬にしようにも,毒が効きすぎて再起不能,消滅となってしまいました.あわれなる社会党!
Commented by papillon9999 at 2007-07-27 15:48
自らが非武装だからこそ平和への交渉が限りなく説得力を持つのでしょう.無論,「非武装だから侵略しないでください」という守りではなく,「あなたも非武装になりなさい」という攻撃に使わなければいけません.
非武装というと田原総一朗あたりに鼻の先で笑われるので,恥ずかしくて言い出せないのでしょう.福島党首は田原に完全に馬鹿にされています.福島さんがんばって!
そうだ,逆に質問を返しましょう.「あなたはなぜサンデープロジェクトのキャスターに起用されていると思いますか?」,「そんなこと知らん? 安倍,小泉の代弁者だからですよ」,「テレビ朝日は小泉・安倍の広報機関だからなんですよ」
Commented by papillon9999 at 2007-07-27 18:25
社共はサンデープロジェクトへの出演を拒否すべきでしょうね.アリバイ作りに形だけ利用されてるにすぎないから.自公ばっかり,時には自民系民主だけしか出演しなかったら,自公の為の番組,という性格ははっきりします.
Commented by 布引洋 at 2007-07-28 16:47 x
社共は演説のうまい人を候補にするべきです。
演説や会話の上手い人はホントにいませんね。宮本顕治などは其の代表。
いくら知識や見識が優れていても喋りが下手ではどうにもなりません。志位さんも、あれではね~。
志位さんや福島さんのように能力があって実直で真面目がとり得では・・・・本当は政治家には向いていない。
政治家を支える参謀格、事務方に向いている。参謀や事務能力を発揮する人材がいて初めて大物政治家が活躍できる。
カストロのように何時間でも聴衆を飽きさせずに熱狂させれる能力は期待しませんが、この人の話を聴きたいと思わせる内容で無いといけません。
Commented by papillon9999 at 2007-07-29 09:52
社共を緩やかでもなんとか連合させたいものですね.その際に問題となるのが「共産党」という名称問題です.現実的に,連合するためには名称変更が不可欠だと思っています.
この名称は歴史的に重要な功績を果たし,貴重な意味を持っていますが,なかなか変えられないのは,根底には”前衛”意識があるのだと思います.国民を導く,という意識がある限りは容易には他と連合できないでし,国民も心底からの信頼感を寄せるのは難しいでしょうね.それに,共産党は”組織”というものの重要性を骨身にしみてわかっています.組織がゆらぐようなことはしたくないでしょう.
Commented by 布引洋 at 2007-07-29 15:55 x
共産主義はコミュニズムの訳語で一世紀ほど前の当時の日本の知識人が新しく作り出した言葉。
人民とか民主主義とか人権とか、現在普通に使われている言葉のほとんどは一握りの知識人たちが外国語を翻訳し苦労しながら造ったようです。元々日本にあった言葉では無かったわけです。
『共産』が訳語として正しかったか?何とも言えません。現在語源が同じコミュニティーなどの訳語との間に大きな齟齬をきたしている。
共産党は元々社民党左派として出発しているので『世に倦む日々』で「共産党を社民党に党名変更してしまえば自動的に社共が合同できる」との主張がありましたが歴史的に見ると至極当然な主張です。
何故社民党が左右に分かれたのか?左派(共産党)の公式見解では第一次世界大戦で祖国防衛の立場から戦争に賛成した右派と反対の左派(共産党)に分かれた。
私は公式見解とは違い、パリコンミューンの挫折後もう一度力による革命を目指した左派と構造改革の右派に分かれたのではないかと思っています。
だとすると議会主義の日本共産党は(左派)共産党を名乗る必然性は無いわけです。後は党の幹部の面子の問題だけですね。
Commented by papillon9999 at 2007-07-29 17:05
共産党の語源と生い立ちはよく知らず,大変勉強になりました.ありがとうございます.前衛意識と面子を捨ててもらえば,あとはいい名前を見つけることだけですね.いい名前を考えて見ましょう.
Commented by 布引洋 at 2007-07-30 14:22 x
はっきり明言するか隠すかの違いだけで前衛意識はどの党も政党の特徴として当然持っています。
党名もそうですが、共産党の一番の問題点は民主集中制の組織原則です。(党名問題はその結果)

ペガサス・ブログ版2007・2・18
野党共闘問題と共産党中央委員会総会のことなど [憲法・教育基本法]
簡単に共産党の民主集中制を説明するのは可也困難。
ここで私と「コミュニスト」氏との間で 組織原則の問題点を論議しています。
正確には私が民主集中制等の共産党の問題点を指摘し、コミュニ氏が主に共産党の公式文書を書き連ねる。
議論は全く噛み合っていませんが、何故私が民主集中制に拘るのか。・ある程度は民主集中制の問題点が理解できると思います。
Commented by papillon9999 at 2007-07-30 18:18
そうです.民主集中制でした.党首を選ぶのも党員の普通選挙ではなくて,いずこかの密室で決められるわけですね.これがなくならない限りはやはり全面的に依存するわけには行かないでしょうね.
Commented by 布引洋 at 2007-07-31 10:19 x
非公開は間違いです。(訂正をお願いします)
『民主集中制』の言葉も『労働』や『自由』と同じで、一世紀近く前に外国語を翻訳して創造されました。
これらの『新しい言葉』は当時の日本語に全く無かったか有っても別の違う意味に使われていたので新しく創る必要性があったわけです。
『民主集中制』の解釈についての私の見解はペガサス・ブログ版2007・2・18のコメントに書きましたので参考にしてください。
討論相手?のコミュニスト氏は私の主張や議論には殆ど反応せず一部分の言葉にのみ反発、見当違いの党の公式文書でコメント欄に埋め尽くす。何やら日本人一人氏と態度が似ていた。

本当のところ、どんな言葉にも言葉そのものには何の罪も責任もありません。
どの様に使われるか。?みんなが其の言葉をどの様に受け止めるか。?どの様に影響するかが問題でしょう。
Commented by papillon9999 at 2007-07-31 10:45
”非公開は間違いです。(訂正をお願いします)”というのは上の非公開コメントを公開する,ということですか?それだとコピー&ペーストでできますが.
ところで,共産党の委員長は党大会で選ばれるのは知っていますが,複数の立候補者が居るのですか?私の記憶では立候補はいつも一人だけのような気がするのですが.立候補者を絞るという天の意志が働いているのではないのですか?
それにしてもご紹介のコメントに描かれた布引さんのご意見,まだ拝見しておらず申し訳ありません.今,参院選の総括記事を書いているので,それが終わったら是非拝見します.
Commented by 布引洋 at 2007-07-31 11:21 x
公開をお願いします。
言葉は難しいですね。言葉自体に何の力も無い、しかし言葉がある一定のモノと融合すればとんでもないパワー(影響力)を持ちだす。
『民主集中制』もその様な言葉の一つです。
委員長選挙で志位氏が550票で緒方氏が50票なんて事は今までの党大会で無かったし、これからも民主集中制がある限り起こらない。
こんな事がまかりとおるり一般党員が不平不満を言わないのは民主集中制と言う言葉の影響力でしょう。
Commented by papillon9999 at 2007-07-31 12:08
以下のコメントは2007-07-31 10:19に非公開で戴いたものですが,誤って非公開としたそうですので,要請により公開します.元の非公開部分は削除いたします.

Commented by 布引洋 at 2007-07-31 10:17 x
>党首をいずこかの密室で決められる<
此れを日本で実施していうのは自由民主痘だけですね。
小渕首相が脳梗塞で倒れた時、森芳郎、亀井静香、青木自民痘参議院会長などの4人組が極秘に会合を開き小渕首相(総裁)本人や党規約を完全無視して勝手に独断専行日本国首相を決定した。事実上の無血クーデターですね。
誰かが勝手に選んだ痘総裁個人が、次には痘の役員全員を選んでいく。
実態としても制度上も自民痘は、自由とも民主主義とも一番遠い政党でしょう。
制度上は、共産党は党首以下、役員は全て公開の党大会の民主的選挙で選ばれます。
Commented by papillon9999 at 2007-07-31 12:12
言葉の問題ですが,聞く人が勝手にイメージを膨らませて,それを放った人の都合のいいように誘導していく,というのがすごく危険なのでしょうね.小泉の『改革』なんてのもそうでしょうね.
私はイメージの自己増殖を防ぐために,必ず”言い替え”を考えてみるのです.すべてにうまい言い換えが出て来ればいいのですが,私の能力の限界があります.
Commented by 布引洋 at 2007-08-01 10:12 x
”言い替え”ですか。素晴らしいアイデアです。
私の場合は『言葉』の元々の意味を徹底的に追求する。又は語源に遡って本来の意味を考える。

政党の使う難しそうな専門用語や今マスコミが使いたがる新しい言葉は特に要注意。
マスコミが良く使う00が不自由な人や00障害者等の表現は、何処に障害があるか明確にする表現方法で日本語の成り立ちや日本文化を無視している。
援助交際などは特に悪質。元の少女売春の方が遥かに日本語としても優れている。日本語に無い言葉は新しく創る必要性がありますが、現に日本語に存在する言葉は無闇に創作するべきではない。

新聞も安倍晋三の使う怪しげな『カタカナ言葉』には正確な日本語訳のルビをふるべきですね。そうすれば彼がいかに内容の無い話をさも重要であるかのように装っているかが良く解ります。
簡単なことを難しく言う技術にかけては日本の官僚の右に出るものはいない。
Commented by papillon9999 at 2007-08-01 10:42
”簡単なことを難しく言う技術にかけては日本の官僚の右に出るものはいない”これは拍手喝さい!
安倍晋三の”戦後レジームの脱却”なんてまさにそうですね.”戦前回帰”とでも言わなければならない.