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ソチ決定に最も喜んだニポン人の話
2007年 07月 12日
2016年の冬季五輪開催地にロシアのソチという町が選ばれた.とても危険なにおいのするプーチン大統領自ら選定会場に乗り込んで,種々の誘致運動を行ったという.そのおかげで劣勢だった前評判を覆し,本命の韓国・平昌ピョンチャンを小差ながら大逆転したのだ.
(ここでいきなり余談から始めるが,最近五輪自体,あまり関心が持てなくなった.商業主義が我慢の限界を超えてきたためだ.夏季だと,マラソン,棒高跳び,100メートル,自転車ぐらいかな.棒高跳びでは,かつてあったような,夜遅くまで決勝戦が延々と続く,という名勝負を見たいものだ.64年東京のハンセン対ラインハルト,その前の楊伝広対Who??(ローマだった?)のような. 冬季はジャンプ,滑降くらいかな.カーリングも見ると意外と面白いが,五輪とはねぇ.採点競技は見たくないし,野球なんかアマチュアだけでやりなさい,といいたい.ちなみに,WBCにプロ野球選手だけが出て行って優勝しても何の感激も無い.やるなら各国の優勝チームが国を賭けて争う,真のワールドシリーズをやるべきだ.) さて,本日のメイン話題はあの石原さんが頑張っている東京五輪誘致についてである.今回ソチに決まったことで,日本中で一番喜んでいる人は恐らく石原都知事ではないだろうか.実はブログ中断中にいくつかとても書きたい話題があったのだが,その中の一つに,東京の五輪開催立候補があった.ここで私はぜひ言いたいことがあったのだ.それをようやく今日書けるのは嬉しい. 北京の次の次にまた極東に来るはずがない,というのは誰しも思ったことだろう.それでも立候補するなんて無謀だな,という評価が大半ではなかったろうか.しかし,こういうまじめな批判には石原さんは痛くも痒くもないはずだ. というのは,もともと,石原さん自身,誘致に成功するとは(内心は)絶対思ってない!ということだ.ではなぜ駄目とわかっていて立候補したのか.それは「誘致事業そのもの」が目的だからなのだ. 今回のロシアの誘致活動を見てわかるように,誘致事業といえども莫大なお金を使うことができるではないか.しかも自分たちも飲み食いできる接待やら,三流芸術家を使ったプレゼンテーションやら,あちこちに宣伝に繰り出すための物見遊山旅行やら,私的か公的か区別のつかない使途でふんだんに使えるのだ. 石原さんがこれに目をつけたのはさすが,と感心したものだ.さすが,人のものも自分のものと思うことのできるチンケな三文作家だけのことはあるのだ. 今回のソチ決定は,このドンキホーテのような所業(無謀な立候補)もあながち無謀ではないかも知れない,という印象を国民に与えたことだろう.石原さんは大喜びのはず.少なくとも言い訳しなくて済んで,ほくそえんでいることは間違いない.そしてひょっとしたらひょっとするぞ,と思い始めているかもしれない. 大義名分が立った!石原,よかったな!頑張って税金をジャブジャブ使えよ!公認で使えるのだから!
by papillon9999
| 2007-07-12 00:53
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Comments(2)
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布引洋
at 2007-07-12 09:56
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日本人にとって一番判り難いのがチェチェン紛争。
イスラム原理主義勢力の暴走とうい報道や、エリチェンが国内新興財閥(財界マフィア)と組んで国営企業などの国家財産を不法売却している事実の隠蔽工作としての謀略事件との報道も有る。 モスクワの劇場占拠事件やオセチアの学校占拠事件が突然報道されるだけで、日本に流される情報量は余りに少なく判断できない。 ソチは保養地としては良いところらしいが、いかんせん紛争地域に近すぎる。日本人で積極的に関心を持っている人が少なすぎる。
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papillon9999 at 2007-07-14 00:09
私がよく憶えているのはアゼルバイジャンです.群集がコブシを突き上げて「アゼルバイジャン!アゼルバイジャン!」と叫んでいました.元々ロシア一つに統一されるのが無理なんでしょうね.
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