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アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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「心はお金で買えるか」という愚問
 「心はお金で買える!」との衝撃的?な語録を残したことも,ホリエモンは既存の価値観に果敢に挑戦する勇士,改革者,とのイメージを確立するのに大きな役割を果したようだ.ネットを見ると,少なくとも庶民の金を狙った詐欺者,



ということがわかった今でも,未だにそのままの評価を奉っている人が少なからず存在している.でも,「心はお金で買えるか」という命題・コピーは,そんなに新しい,既存の価値観に挑戦するものなんだろうか.
 実は,「心はお金で買える」,「買えない」,そんなことを一般的に議論しても何の意味もないのだ.そういう問題は,昔から人間の心のジレンマとして文学や哲学の格好の主題でもあったはずで,今更新しい問いかけではない.愚問だ
 この命題は,自分はどっちの生き方をするのか,という自らへの問いかけであって初めて意味があるのだ.「買える」,という人は「買おうとする人(お金をそういうことに使いたい人)」であり,かつ「自分は売る(価格次第で)」という人だ.「売りたくはない」人は「買おうとしない(お金を人の心を買うことに使いたくない)人」でもあるだろう.
 「心を売ってはいけない」という奇麗事はそういえば偽善ではないか!,というように気付かされたことが衝撃的だったのだろうか.しかし,誰も「心を売ってはいけない」ということはできないし,そんなことは人が自分で決めるべきことだ.「売った」ことにより,お金も得るが周囲の軽蔑も得て誇りや名誉も失う.人は常にそのジレンマと格闘しているのだ.当然,何の葛藤もなく,「売らない」人もいることを忘れてはならない.
 結局,冒頭の発言は,「(もしお金が十分あれば)私はお金を,心を買うためにも使う」という個人的宣言の意味しか持っておらず,既存の価値観に挑戦した価値あるものではないことがわかる.そういう人間は他にもたくさん,掃いて捨てるほどいるではないか.ホリエモンだけではないのだ.こういう時代,つまり弱肉強食の拝金主義時代だからこそこういう二元論になったのだろうが,この二元論の土俵に安易に乗り,大げさに採り上げた新聞・テレビの知性のレベルは絶望的と言わざるを得ない.
 ところで,冒頭部分の「庶民の金を狙った詐欺者」という私の評価に関して,「(法から逸脱はしたものの)持たざる者が既存の体制に挑戦して,庶民でも勝ち組になる方法を知らせてくれた」,それは「庶民の閉塞感を破ってくれた価値ある挑戦だった」というような,ある種の肯定的な評価が未だにはびこっているようである.次回にはこのことに関する考察を行いたい.
by papillon9999 | 2006-01-29 18:33 | 済み | Comments(0)