小池都知事は慇懃な緑の蛙

　颯爽と掃き溜めに緑の百合が降臨し，見事に咲いた！都民どころか全国民の心に涼風を届けてくれた小池百合子さん，と思う間もなく，早くも化けの皮というか，葉緑素の無い造花というか，正体をさらしてしまった，小池百合子さん。関東大震災の際に日本人が犯した朝鮮人虐殺の大罪をなかったことにしようとする第一歩を踏み出した。



（恒例となっていた都知事からの追悼文を取りやめた。惰性で行ってきたことを取りやめるのは勇気がいることだが，その動機が虐殺という歴史的犯罪をなかったことにしようという魂胆だから，話にならん。大震災の犠牲者と虐殺の犠牲者を一緒くたにするというのはそういうことだ。）
　豊洲移転問題も結局はむにゃむにゃとなってしまいそう。都知事立候補時からの一連の行動，それは掃き溜めの害虫と戦う健気な姿として多くの国民の目に映ったことだろう。しかし，今では都民をなめきった慇懃な蛙，これから何を批判されても，居直るだろうその様子は，きっとションベンひっかけても目を丸く開けたままケロッとしている緑の蛙，に見えるだろう。（蛙ファンのあなた，ゴメンネ）