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安倍一狂政治とは(3.ポピュリズムではなく警察国家利用のクーデター)
2017年 06月 13日
安倍内閣の本質をようやく言語化できたような気がするので,公表したい。先日来,
の記事を書いて, 安倍政治の異常なやり方をソフトクーデターと表現したが,本記事ではそれらを承けて補強する。 小泉内閣を越えて長期政権を維持する安倍内閣は,小泉時代と明らかに異なる点がある。それはフィーバー感が全く無いこと,さらに悪政が続いた時によく言われる,「ポピュリズムの危険性」が全く無いこと(そのような観点からの批判が皆無なこと)である。(一部の日本会議系からはフィーバー感を捏造しようとする動きもあるが,カルト思想だから一般化できない悲しさがある。) 今でこそ,安倍一狂といえども基盤が大きく揺らいでいるが,その少し前まで,つい半年ぐらい前までは,磐石の基盤であった。何しろ内閣支持率が高値圏を推移しており,シンゾーさんはそれを頼りに憎まれ口をたたく余裕があったのだ。この内閣支持率というものの数値的信頼度についてはここでは一切議論しないが,通常は,高い支持率があるならばその熱狂的な支持者の声がやかましく響いてくるはずである。ところがご承知のように,支持率は消去法的なものの帰結であり,実際,支持理由については他に人がいないから,というのが多数を占めるのである。 このような状況は,逆に言えば,人がいれば支持が一気にシンゾーさんから離れていくことにもつながる。そういう意味で,シンゾーさんは実は気が気でないのである。この一例が小池百合子現象である。蓮舫もその位置を占めるかに思われたが,馬鹿なことに連合議員の攪乱に負けて,その候補から落ちてしまった。信念を持って反原発や反安倍を効果的に打ち出せなかったからで,全く惜しい。 ところが,その一方で,安倍内閣はここ最近(石破地方大臣が閣外に去ったころから),着々と或ることを進めていたように感じられるのである。それは,それこそが,ソフトクーデターであり,それを言いかえた警察国家の確立である。その究極的な目標は当然ながら万邦無比の国家にふさわしい軍事国家の確立である。 ソフトクーデターの具体的なやり方は,まず内閣府に警察庁,公安関係の人間を集め(加計学園から経済的に飼われていた),次にその秘密調査機関を駆使して,個人や団体のあらゆる情報,恥部を暴き出す,そしてその後,それを脅しに使って口を塞ぐ,というようなものであるに違いない。 新聞・テレビのジャーナリズム界,ジャーナリストたちの奇妙な腰の引け具合,安倍政権への異常な恐れ方,日本会議のインサイダーでもないのにこの恐れ方,は,このように考えないとあまりにも不可思議である。メディア各社の管理職たちはほぼ,このような恥部を握られているのであろう。 さらに言えば,芸能人たちの行儀の良さ!いや,仲間内での行儀や人格はまったくひどいもので,そこを言うのではない。安倍茶化しがほぼ皆無ということである。以前だったら,小泉時代にだって,小泉首相の物真似役者が一世を風靡した。ヨイショではなく,デフォルメして茶化して,という姿勢があったように思う。 ところが,どうだ?安倍シンゾー。キャラは茶化すのに十分過ぎるものをお持ちだ。云々をでんでんとしか読めなかったり,うっとうしい病的な表情,「印象操作」というワンフレーズ連発!ネタに事欠くことはない。それなのに,それらを茶化す芸人は皆無だ!まるで,ご真影に向かって何か言うのを憚る,そんな雰囲気を感じるのである。 このような不思議は,警察国家の脅しが浸透してきたと考えることによって謎が氷解する。このような警察国家の強力化によって,自由に意見を言う雰囲気を無くし,国家の意のままになる政治体制を目指すこと,それがソフトクーデターである。 この悪夢を食い止めるのは今しかない。加計学園,森友学園,さらにはもっと大きなヤマという噂のある,国際医療福祉大学問題,で以って,安倍政権を打倒しよう。安倍本人の力量を見くびって,甘く見てはいけない。本人は神輿に載っているだけでよいのだから,真の能力は要らない。印象操作だ!と叫ぶことができる程度でよいのだから。 だが,神輿の担ぎ手たち,この人たちは,カルト的妄想とそれを実現しなければという狂信的使命感,そしてそれを実現できる武器を持っている。共謀罪はイージス艦に加えて核兵器を手にするようなものだ。 我々はこれまでずっと,どうして第二次大戦のような無謀な事態に突入して行ったか,どうしてそれを止められなかったのか,とても不思議だと思って来たはずだ。しかし,今の状況こそ,戦前のそれをリアルタイムで目撃していることになっているのかもしれない。後世,我々がどうしてそのような無謀な世の中を許してしまったのか,避難されるその当事者であるかもしれないのだ。 歴史から学ぶことの重要な意義とは,そこから教訓を読み取り学習して,再び理不尽な状況にならないようにすることであろう。それからすれば,戦前のような憲兵国家になって口を塞がれることの無いように,注意すれば良いと思っていた。そうなることを防げばよいと思っていた。 ならば,その憲兵国家となる第一歩は何であったか?それは治安維持法かも知れない。では,それを許した原因は何であったか?共産主義思想の浸透を防ぐためだったのか?だが,それが何であったかは別として,次第に暴力的に口を塞がれていったというのが現実に生起した事実であろう。 今,共謀罪が治安維持法とすれば,憲兵が暴力的に口を塞いでいったそのやり口は,当面は(一般国民にはまだ遠謀を知られたくないから)警察による個人や団体の秘密・恥部情報をばらすという脅しのやり口に代わるのかもしれない。 警察国家の野望を挫くには,みんなで渡れば怖くない,の原理の採用が最良の戦術である。安倍内閣打倒のためにみんなで街に出よう!
by papillon9999
| 2017-06-13 19:19
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