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アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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福島瑞穂,党首辞任の英断
 福島党首が辞任とのこと。以前から,一旦は辞任して,違う味の出汁を作った方がよいと思っていたパピヨンとしては,この決断を英断だと評価したい。ただし,・・・

社民党福島瑞穂党首が辞任 山本太郎に統一会派を提案と明かす【注1】



続く人たちの中に,党首たるべき人材が払底しているので,後継者がいるわけではない。阿部知子がふさわしかったのだが,残念ながら彼女は未来の党へ行ってしまった。とにかく,福島辞任は遅すぎたのである。後継者が誰になるにしろ,ここでは福島瑞穂の功績と政治感覚の齟齬をまとめておく。

 今回もまた,社民党の愚かな選挙戦略が目についた。例えば新潟選挙区で社民党候補を擁立したことである。これを問題視するのは,もしこの擁立がなければ,森ゆう子は当選していたはずだ,などと言いたいためではない。森当選の可能性は高かったはずだが,その結果を問題にしているのではない。仮に,森ゆう子が当選していたとしても同じことを言わねばならない。
 福島党首の心の中は,おそらく,『護憲社民党としての仕事をやり続けて行かなければならない』という責任感だけだったのだろうと思う。これは別に愚かなことではないと思われるかもしれない。しかし,愚かではないとしたら,怠惰であったと言わねばならない。なぜ怠惰なのか。それは,目的が,『真の国民主権を確立するにはどうすべきなのか』ではなく,『組織温存』に入れ換わっているからである。新潟やその他の擁立劇は,この怠惰がもたらしたものだと思う。そう,東京(沖縄)方式を全国的に展開すべく,福島瑞穂は汗をかくべきだったのだ。

 辞任会見の別の記事には次のようにあった。

・・・福島氏は25日の記者会見で「労働組合などの固定票に代わる新たな人とのネットワークや新陳代謝がなかなかうまくいっていない」と厳しい状況を認めた。・・・

 そう,まさにこれなのである。本人もはっきりと自覚していたとは初めて知ったのだが,要するにこれなのである。組織を温存しながら,他党とかかわることによって自らの影響力を増していく,選挙協力も捨身になって,いろんな勢力の接着剤の役割を果たす,そういうことで存在感を増していく地道な努力がなかったことを,怠惰と表現した。もちろん,それが容易でないことはわかる。我々の眼に見えないところで努力はしていたのかもしれない。だが,わかっていて実績を挙げられないとすれば,交代しなければならない。今回の辞任は,そういう意味で,やむを得ないもの,遅きに失したものである。代わりがいるかどうかとは無関係の話である。そして,以前なら代わりはいたのだから。そして,歴史が社民党を必要とするなら,誰かが現れるものだ。
 
 思うに,福島瑞穂が感じた『責任』というものは,過去の栄光ある(皮肉を感じ取って欲しいんだが)歴史的なものに対してではなかったろうか。『護憲』を絶対に貫き通す,そういう政党が消滅しないこと,『護憲』という仕事をしなければならないという義務感,に縛られていたのではないだろうか。だから,何ら『冒険』ができなかったのではないのだろうか。次第に消滅していく党勢に,逆に『守り』に入ってしまったのではないのだろうか。

 下記の記事を見ると,山本太郎に『統一会派』の呼びかけをしているようである。だが,山本太郎は無所属のままでいてほしい。そのうえで,太郎と一緒になって,生活,みどり,緑(なんかややこしいね!),未来,大地,民主の一部など,全体に呼びかけてほしい。社民党と太郎がその中心にいれば,接着できるかもしれない。
 社民党がそのような脱皮を遂げるためだったら,福島瑞穂よ,また党首に復帰せよ!我々はそれを待っている!今度こそ,思い切って冒険せよ!

【注1】 社会民主党の福島瑞穂党首(57)が2013年7月25日に記者会見を開き、同日付で党首を辞任することを発表した。
会見では、党首は辞任するがまだまだアクティブに政治活動を続けると宣言。脱原発を掲げて当選した無所属の山本太郎氏と協力していく姿勢も示した。
 ・・・
また、参院選で支援していた山本太郎氏が当選したことについては、「脱原発の勝利だと思っている」という。どういう立場であれ仲良くやろうという話はしており、入党の話までは行かないが、一人よりは活動の範囲が広がるということで統一会派を組まないかという提案はしていると明かした。

by papillon9999 | 2013-07-25 23:20 | Comments(0)