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アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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震災瓦礫広域処理問題の本質(3)
震災瓦礫広域処理問題の本質(2) 2012年 05月 06日の続編。

 (4)処理すべきがれき総量の疑問:岩手県の11年分か?

 放射能問題を考察する前に,前報では気がつかなかった疑問点が生じたので,それを書いておく。環境省の処理プログラムの資料http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_koiki_mat20120202.pdfの3ページには



岩手県のがれき処理計画が書いてある。前報で気がついた疑問は,計画されている処理すべきがれき総量が,2ページにある岩手県のがれき総量476万tonではなく,182万tonしかないことであった。つまり,残り294万tonの処理はこの計画表にないのである。
 前報ではこの食い違いを,計画表にはないけど自力処理できる自治体分は除いてあるのだろう,と推測した。その自治体とは表に明記してない陸前高田,大船渡,釜石,大槌で,これらの自治体でのがれき量の総和が大体263万tonぐらいになので(東北大震災被災地のがれき量,大体のつじつまが合ってくるという話にしていた。

 ところが,3ページの資料をよく見ると,がれき処理能力施設の中に,「沿岸南部」という項目がある。これに注意をよく払っていなかったが,よく考えるとこれは当然,南部の陸前高田以下の4市町のことであるはず。つまり,資料の処理計画にはすでにこれら4市町の分が入っていることになる。
 すると,同じ欄のすぐ下に「他市町村:10機関」とあるのも意味をはっきりさせる必要があると思い,とうとう直接岩手県の資料に当たってみることにした。(時間が無いというのによくやるよ,ったく!)

  岩手県災害廃棄物処理詳細計画を策定

である。ここにある『岩手県災害廃棄物処理詳細計画』をダウンロードして調べたのである。するとあった,あった。辻褄がぴったり合ってきたのである。
 まず,これの22/71ページには,環境省資料の3ページにある今の資料がそっくりそのまま「表-3.3.2 一日当たりの処理量」として載っている。そして,22/71ページには「表-3.3.1 廃棄物処理・処分受入先リスト(県内の施設)」としてその内訳が載っている。
 これから,上に書いた「他市町村:10機関」とは,表-3.3.1の二戸地区~大東清掃センターまでの10機関であることがわかる。無論,盛岡も含まれている。しかも,処理能力を集計すると,110ton/dayとなって,環境省資料とぴったり一致するのである。

 ということは,岩手県のがれき処理はこの表に載っているものがすべてである,ということになる。その他に処理計画はないのだ。するとどういうことになる?その他のがれきは,処理する必要は無く,そのまま再利用か何かに廻せると言うことではないか?
 これから言えることは? そう,処理すべき(処理計画の)がれき総量は,182万tonということ,言い換えると,岩手県では11年分ではなくて,4年分である,ということなのだ。

 いや,別に4年分だから少ないと言いたいのではないし,処理計画にない分でも選別や前処理などが必要で,手間がかからないというのではない。処理しないがれきにも手間がかかるから,その分遅れるのだという理屈もありうると思う。
 しかし,少なくとも,処理能力がきわめて不十分だから広域処理の応援を頼む,としたその量は,11年分ではなくて4年分なのである。ならば処理するための新設仮設処理施設もおそらく小規模のもので済むのではないか。【注1】

 これについて,環境省はどこかに書いているのであろうか?パピヨンは発見できてない。もしあればレッテル貼りは撤回するが,これは印象操作の一種であるとだけ書いておく。

 なお,以下の新聞記事を発見した。昨年の11月,盛岡でもようやくがれき処理を受入始めた,という記事である。結構悠長にやってるじゃん。だって,なにしろ計画では今年の3月末までは,がれき集積期間なのだから。従って,がれき処理がちっとも進んでいない!なんていうのは,当たり前ではないの?(あっこれは前にも書いたかな?)
  盛岡11月時点

 それから次の記事,今年の4月の新聞記事だが,
 がれき処理目標に道筋 本県分で国が見通し
 
本県のがれきは推計約435万トン(海のがれきを除く)で、13年度末までに処理を完了するには約57万トンを県外で広域処理する必要がある。
というように,「(海のがれきを除く)」とか「13年度末までに処理を完了する・・」と書いてある。解読できなかった。”13年度末”は”14年度末”の間違いなのかな?

 参考のため,参考:阪神淡路大震災の時のがれき処理を挙げておく。何らかの比較に役に立つかも知れない。

 なお,宮城県の分は資料が不十分で検討するには至っていない。

 ということで,放射能問題は次です。だが,この放射能問題,8千ベクレル問題,なんと法律ではなくてガイドラインと「環境省告示」だけ(のよう)なのです。どう調べてもそれしか出てこない!次回はそれを一緒に考えましょう。

【注1】 だからといって,自力のみで処理した場合の延長期間が短くなるわけではないが,”なるほど大変だなあ!”と思わせる効果は飛躍的に増大するだろう。
by papillon9999 | 2012-05-10 23:59 | Comments(1)
Commented by 磐梯朝日国立公園 at 2012-05-12 09:54 x
処分対象のがれき量が岩手県では
11年分ではなくて4年分、
印象が全然違います。
このような分析はどこにもないですよ。
環境省の印象操作ですか。