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陸上競技の改正私案
2011年 09月 06日
韓国・大邱で行われた2011世界陸上はようやく終わった。スポーツを芸能の一種と見なすTBSの浅はかな中継哲学に我慢がならないのだが,大邱はなじみの深い町なので,ミステリーチャンネルでいいのがない時はまあ見ていたことは白状する。そのくせ室伏の金メダルは見逃したが,渾身一擲の一投だったらしい。
陸上競技は,五輪やワールドカップ(世界陸上)クラスは大好きで,名勝負には感動する方である。なんといっても”採点競技”について回るえこひいきの余地がないところが良い。長さと時間という数字で勝負の決着がついて,後味の悪さをひきずらないのが素晴らしい。 大邱の世界陸上は成功だったろうか?なんといっても100mのボルト失格が痛かったねえ。それとマラソンの記録低調。ともに世界新が出ていれば沸き上がったことだろう。でも最後に400mリレーでジャマイカが世界新,アンカーのボルトが失格の憂さを晴らすようにぶっちぎりで優勝したことでわずかながらボルトの偉大さを確認できたし,大会も面目を保ったと言えよう。 さて,本記事ではいつも競技を見ながら思うことを書く。それはルールや大会のやり方についてである。これは大会を最高に楽しむための大きな要素となると思っている。皆さんは今から提案するものをどう思われるだろうか。一つはルール改正の件(フライングの件ではない),もう一つは大会のやり方や種目についてである。 1.ます,ロングジャンプ系の踏切ルールの改正を提案したい。 ロングジャンプ系には走り幅跳びと三段跳びがあるが,特に走り幅跳びは今回の世界陸上は興ざめだった。ぜひルール改正をした方が良い。とにかくやたらとファウルが多いのだ。踏切板をシューズの先が少しでもはみ出していれば即ファウルである。 といえば,そりゃ当然たい!という人が多いと思う。それはその通りなんだが,しかし何といってもファウルは競技そのものを興醒めにするし,さらには快心のジャンプがほんの数ミリの踏み越しで幻の世界記録となるのは何とも惜しいではないか。 そこで,パピヨンはルール改正案を提案したいのである。実は驚くべきことに,踏切位置は写真判定のような精密な計測が為されるようになっていた。それで我々はテレビでもリアルタイムで靴先から踏切線まであと何ミリ余裕があったかを知ることができるのである。だが,パピヨンのアイデアは,こういう数値を測定して踏切線の概念をなくせばいいではないか,ということではない。 提案は二重踏切線にすることである。二重踏切線の間隔は5センチから8センチぐらいの間で競技者の意見を聞いて決めるのである(大会毎ではない)。この提案理由と詳細は次の通り。 まず現行ルールを確認しておく。踏切線より何ミリ手前から踏み切っても,測定の基点は踏切線である。このことを二重踏切線でも適用するのである。つまり,これまでは第一の踏切線をホンノ1ミリでも超えたら失格だったのであるが,新ルールでは失格とはせず,計測の基点を第2の踏切線に移すのである。たったこれだけのことで良い。 これだと第2の踏切線をわずか超えるという失敗で同じことが繰り返されるだけじゃないか!と思う人もいるかもしれないが,全然そういうことにはならない。なぜなら,第二の踏切線が基点となっても全然有利にはならないからである。だから,すべての選手は第一の踏切線で踏み切ることを目指す。ファウルとなるリスクの高い第二の線を目標に走ってくる選手などいるはずが無いのである。 それでも中には大きく踏み越して,第二の線も越える選手が出るかも知れない。その時に初めて失格とするのである。 このようなルールだったら選手たちは今よりもはるかに思い切って踏み切ることができ,さらに遠くの地点へ自らを運ぶだろう。世界記録が1mはすぐに伸びるのではないだろうか(え?伸ばん?)。 2.この二重踏切線のアイデアは投擲競技にも応用することができるのではないだろうか。尤も,投擲競技はロングジャンプに比べるとさほどファウルが多かったわけではないが,円盤やヤリやハンマーや砲丸ももう少しのびのびと空を翔けるることだろう。 3.ハイジャンプ系 走り高跳びと棒高跳びは男子は見る機会が無く,女子を少し見た。しかし,期待したほどは盛り上がりが無かったね。ロングジャンプ系は規定の回数だけ跳べは終了だが,ハイジャンプ競技は同じ高さを成功した選手が複数いれば,延々と続く。それが感動的な名勝負として歴史に残るんだが,最近はあまりそういうのにめぐり逢うことがない。残念なことだ。 ああそうだ。ルール改正の話だったね。でも今のままでいいかな?バーの高さを上げていくやり方を少し考えたけどいいアイデアはなかった。それにしても,跳んでバーをクリアした(バーが落ちなかった)ことを確認できた一瞬は,小さなカタルシスを感じるね。 4.競技種目の新設 いろんなスポーツに多くの種目が林立して,一杯金メダルの機会が増えるのだけど,これにはパピヨンは否定的どす。だけどぜひ新設して欲しい種目がある。それは『駅伝』!トラックで1万mと5千mがあるが,そのどちらかをなくしてもいいから駅伝をやって欲しか。 大会初日に出発して,その国をずっと廻るんどす。そのノウハウは駅伝王国の我が国にあるからまかせんしゃい!東京ー青森駅伝とか九州一周駅伝とかある。 期間は10日間ぐらいかな。大会の中日に山場を作って,そこに最終アンカーが飛び込む。その時トラックでは,100mの決勝が行われているのである。だから,駅伝の最終日は,箱根駅伝みたいに時間差スタートしなくてはならない。ゴールに先に着いた国が優勝,と言うようにすることが大事。 5.大会の華をたたえるプログラム 陸上競技の最大の華はマラソン,その対になるのが100mどす。大邱ではこれが忘れられ,マラソンが終了してもまだ競技が続いていた。そもそもゴールが競技場ではなかった?これじゃあいかん。 マラソンは夕闇深くなる頃競技場に戻ってくる,これでなくてはいかん。そこで優勝者をたたえる儀式が閉会式のスタートとなる,これでなくてはいかん。その時,まだ棒高跳びの決着が着いてなく延々と勝負が続いている,となったら最高ばってね-。 さて,それと対になる100m競技は中日で駅伝とともに終わっている。そこでトラックでは400mリレー決勝(100m×4人)をマラソンの対手にもってくるのだ。マラソン決着の直前ごろにそれが終わっている(なんといっても,運動会で最も沸くのはクラス対抗リレーやけん),その余韻の中,大会の英雄が還ってくる・・・うん,これが一番いい! そして闇と光の中で”再見”の祭典。うーん,いいなあ,感動で涙腺がゆるむバイ・・・・ ああ,でも男子と女子があるねえ。どうしたらいいやろ・・・男子主役でいいやろか・・・
by papillon9999
| 2011-09-06 23:41
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Comments(2)
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陸上競技でも、短距離走などの筋力・瞬発力がものをいう種目だと、日本人、アジア人は遺伝的な資質、体格によりなかなか勝負になりませんね。
それにしても、100m走なんかも人間の絶対的な限界がどこかにあって、5秒は切れないとか、いずれ頂点に行き着くのでしょうね。 だから種目は多彩な方がいいですね。
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スプリント系は仰る通りですね。期待の中国もだめだしねぇ・・・
筋力が要る体操系はすごいんだから,筋肉を使ったテクニカルな運動は得意だけどね。 素朴に使う走るだけだと基礎で負けるんだ。ひょっとしたら50mだったら勝負になるかも |