海老蔵事件：コロンボ式推論

　海老蔵事件で不思議なのは，海老蔵さんのけんか相手の素性と飲食店の詳細がイマイチ不明瞭なことである。元暴走族のリーダーとかいう肩書きの人は知られているが，その他，海老蔵さん事件の際に居合わせていたことが伝えられている何人かの人たちの素性はほとんど伝えられていない。



　しかし，この事件が単なる傷害事件であるのなら，喧嘩した相手と海老蔵さんとどちらも加害者であり被害者であるかもしれない，そんな事情があったにせよ，簡単に話は終息するはずである。こんなに長引いているのはなぜだろうか？示談金の額でもめているのか？そんなことはないはずだ。歌舞伎界挙げてお金は出してくれるはず。

　この謎は，コロンボ式推論で以下のように解ける。（もし違っていたらごめんなさい，関係者の方々）

　これだけ長引くとは，当日，居合わせた人たちの一部，または飲食店（６階と１１階があるらしい）のだれか，または飲食店の常連のだれか，が暴力団と何らかのつながりがないだろうか，という疑いが生じても仕方ないだろう。まさかとは思うが，もし本当であれば，海老蔵さんは歌舞伎界から永久追放を免れない。

　それにしても，相撲界の時のあのキチガイじみたバッシングを思い起こせば，今回，こういう疑いが出て来ないこと自体が逆に不自然である。何しろ，何の罪もない処に暴力団とのつながりを言い立ててバッシングをしていたのを忘れてはいけない。
　だけど歌舞伎界のプリンス海老蔵さんが永久追放ということになればその損失は計り知れない。マスコミが慎重になることはよっくわかる。二枚舌の偽善者のマスコミだから。

　ずばり，海老蔵さんの交友関係の中に，暴力団関係者がいないことを祈る。（でもパピヨンは歌舞伎は好かん）

連載記事はもうすぐ出ます。ホント，ご期待下さいネ。