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アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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共産党による浅野批判の悪意性(2)
4.msqさんの反論(末尾に追記あり)

 いよいよmsqさんの反論を見てみましょう。msqさんが噛み付いたのは,東本さんの次の部分,

 『「前県政では国保証取り上げがゼロだった」という志位氏の発言は明らかに誤りであり、』

です。



東本氏は,志位氏の発言がどこから来たのかと考えたのでしょう(赤旗が不親切)。そして前記事に紹介した統計資料にその候補をみるのです。ちょうど2000年の宮城県のデータがゼロとなっています。東本さんはこの2000年度は浅野県政時代ではないか,志位氏はこれをひょっとしたら前県政時代のものと誤解したのではないか? このようにして,志位氏の批判は『誤謬だ!』と思ったのかもしれません。もしそうだとすればこれは東本氏の”誤認”です(仮説1)。
 msq氏は,この”誤認”は意図的に為された,2000年度の0の数字をチラッと見せて,これを赤旗は取り違えたと印象付けるトリックを仕組んだ,という論理で最後まで行くのです。しかし,ここですでにmsq氏の論理は少し大げさなことに気づきます。東本氏の反論は,せいぜい”誤謬だ!”というものです。パピヨンのように「悪質だ!」と言ってるわけではないのです。その程度のことをトリックを使ってまで印象操作を行うほどの価値があるでしょうか?無論,共産党にはいかなる誤謬もあってはならない,とすればこれは重大な攻撃になるのかもしれませんが。大事な問題は,浅野県政時代にもゼロの年があったということです。

 しかも,東本氏はmsq氏の反・反論の前に訂正版を出しています。財政支出の方の訂正が主眼だと思いますが,国保取り上げ数に関しても一段落分の文章が追加されました。時間的にはmsq氏の反論よりもこの訂正が先です。この追加がどういう意図で為されたのか,非常に微妙な解釈の余地が生じる所です。

 [AML12574]『「赤旗」の浅野批判の誤謬について(訂正版)』 by 東本
 国保取上げ数に関連した訂正箇所のみを以下に示します。(イタリック以外の部分を追加)

 まず(1)について。
 志位氏の言う「国保証取り上げ」とは上記資料の「被保険者資格証明書交付世帯数」のことを指しているでしょう。同資料の宮城県の05年「資格証明書交付世帯数」2330件と志位氏のいう「〇五年には二千三百三十世帯」は一致します。そうであれば、次のことがいえます。
 宮城県の2000年度「資格証明書交付世帯数」0件は浅野県政の時代のものであり、「前県政」のものではありません。浅野県政は1993年の初当選から3期目任期満了で退任した2005年11月20日まで続いているのですから。2000年度0件の当時は浅野県政2期目のことになります。「前県政では国保証取り上げがゼロだった」という志位氏の発言は明らかに誤りであり、その誤った前提でもって「福祉切り捨てではそれまで以上に冷酷さが際立った」とまで断罪する。あまりのことだといわなければなりません。

 ちなみに国保料滞納者に資格証明書の発行が法律で義務づけられ、それが施行されるようになったのは2000年4月以降のこと。浅野氏が知事に就任する1993年以前の「前県政では国保証取り上げがゼロだった」としても決して不思議ではありません。その時点では、法律で義務化されていなかったのですから。志位氏は、義務化以前と以後を作為的に無視し、ことさらに浅野前県政を貶めています。こうした態度はフェアといえるでしょうか?


 注目すべきは,『浅野氏が知事に就任する1993年以前の「前県政では国保証取り上げがゼロだった」としても決して不思議ではありません』という部分が追加されていることです。この部分と,初めからあった,『宮城県の2000年度「資格証明書交付世帯数」0件は浅野県政の時代のものであり、「前県政」のものではありません』という部分を比較してみると,もう一つの解釈が成り立ちます。
 すなわち,追加文の『浅野氏が知事に就任する1993年以前の「前県政では国保証取り上げがゼロだった」としても決して不思議ではありません』というような認識が東本氏にあるのなら,初めに指摘したような誤認の可能性はまずないでしょう。
 しかし,なぜ最初の論文にはこれがなかったのでしょうか?ここが微妙な所で,誤認はあとで気づいた可能性もあります。

 しかしながら,東本氏の誤認があったかどうかの問題はもはや非常に小さいものになっていることがお分かりでしょう。(パピヨンの印象操作ではないか,よくお考えください。)仮に東本氏が,赤旗の批判の根拠を誤認したからといって,(元々,批判の根拠資料を示していない赤旗の責任が大きいわけです),コトの本質が失われるはずはありません。もう少し『不思議ではない』という表現を分析してみましょう。
 この意味をmsq氏はほぼ最後まで理解できなかったようですが,この意味は,『普通,当然のこと,つまり前政権が特に優れていたわけでもなく,日本全国そうだった』というほどの意味でしょう。従って,前県政と,事情が違っている2005年の数を比べても無意味だ,と思われますが,追加文ではそういうことを言ってるのです。
 こういうことから,『その時点では、法律で義務化されていなかったのですから。志位氏は、義務化以前と以後を作為的に無視し、ことさらに浅野前県政を貶めています。こうした態度はフェアといえるでしょうか?』と続けているのです。
 パピヨンの意見では,このような指摘は至極当然のことであります。ただし,ここではすでに『誤謬』ではなく,『恣意的な悪意ある攻撃』というべきでしょう。東本氏の方も,初めは赤旗が批判の根拠を見間違ったと思って”誤謬”だとしたのかもしれませんが,コトはもっと悪質であり,東本氏もこのあたりで共産党の”悪意”を感じたかもしれないのです。
 というようなことで,ホントにいよいよmsq氏の衝撃的な反論を見てみましょう。

 [AML12607]『統計の”チラリズム”でトリック』 by msq
msq です。
・・・
投稿者(パピヨン注:東本氏のこと)は、志位氏は「前県政と比べ浅野県政の・・・」と言っているのですから、前政権とは本間県政時代なのですが、その時代の数字を示していません。志位氏は他の資料をもとにしたのかも知れません。本間県政は、1989年3月28日から1993年10月4日です。

(引用はじめ)「宮城県の2000年度「資格証明書交付世帯数」0件は浅野県政の時代のものであり、「前県政」のものではありません。浅野県政は1993年の初当選から3期目任期満了で退任した2005年11月20日まで続いているのですから。2000年度0件の当時は浅野県政2期目のことになります。「前県政では国保証取り上げがゼロだった」という志位氏の発言は明らかに誤りであり、その誤った前提でもって「福祉切り捨てではそれまで以上に冷酷さが際立った」とまで断罪する。あまりのことだといわなければなりません。」(引用終わり)

この引用部分、ちょっと立ち止まってもう一度よく読んでくださいね。
2000年の「ゼロ」という数字が1つ入っていただけで、「宮城県の2000年度「資格証明書交付世帯数」0件は浅野県政の時代のものであり、『前県政』のものではありません。」、「『前県政では国保証取り上げがゼロだった』という志位氏の発言は明らかに誤り」などとはいえませんね。これを言い切るには、1993年11月24日以前の数字が必要です。[AML 12574] の投稿者の見解には明確な根拠がまったくないですね。
誤謬と批判するなら本間県政時代に取り上げがあったという数字をあげなければならないはずです。一見、統計資料を見せているのですが、実は肝心の数字は見せていない。統計を使って数字を見せずにウソをついている。少なくとも比較的インパクトのあるこの点に関しては。
(下線はパピヨン)

 下線部をご覧ください。要するにmsq氏は,東本氏が赤旗の批判を『誤謬』だというのならその時代の統計数字がゼロでないことを示せ,と言っているのです。ここにはmsq氏の二重の誤解があるのです。
 一つは,本間県政時代の数字がゼロでは無いと東本氏は言っていると思ったことです。しかし東本氏は本間県政時代の数字がゼロで無いとはどこにも言ってない,ただ浅野県政時代のゼロを前県政の数字と誤解したのではないか,と誤認しただけです(上記仮説1)。「『前県政では国保証取り上げがゼロだった』という志位氏の発言は明らかに誤り」などとはいえませんね,というmsq氏の批評がこの誤解を裏付けています。(下線部,11/9追記)
 もう一つは,東本氏の意図についてです。本間県政時代にはゼロではなかったと言いたいためにその統計資料を用いてトリックを仕組んだのだ,という誤解です。ゼロではなかったと言いたい訳ではないとすれば,トリックを仕組むこと自体あり得ません(下線部,11/9追記)。
 東本氏の反論の趣旨は,『浅野県政下でもゼロの時代はあった』,『本間県政時代もゼロであったが不思議ではないことである(全国そうであった)』,ということなのです。こういうことを言わねばならないのは,赤旗が前県政と比較するからです。共産党は浅野氏に不利な場合は前県政との比較で批判し,そうでない場合は前県政との比較を無視します。このことはあとでたくさん指摘します。

 以上のようなmsq氏の二重の誤解はまだ可愛い誤解に過ぎないと言えるかも知れません。しかし,統計数字から何を言えるのか,浅野県政は福祉にホントに冷たかったのかなどの肝心の論点について,前向きの議論の姿勢は皆無なのです。前県政との比較の恣意的な選択,等々について,msq氏は共産党の悪意を(恐らくは)感じながらも,この”チラリズム理論”からはついに一歩も踏み出すことはありませんでした。これは「高度なうそつき」の一形態です。

 この項目に関する考察の最後のまとめです。東本氏の最初の文章が誤解を生じさせないような文章であればまた違った展開を見せたでしょう。そこで,僭越ながらパピヨンが添削してみました。東本氏の赤旗の批判根拠に関する誤認は別として,次のような文章であったら,msq氏の”可愛い誤解”も生じなかったでしょう。つまり,東本氏の初めにあった文章は推敲不十分というべきだったのです。(取消し線と赤字はパピヨンの添削)

 宮城県の2000年度「資格証明書交付世帯数」0件は浅野県政の時代にもあったものであり、「前県政」だけのものではありません。浅野県政は1993年の初当選から3期目任期満了で退任した2005年11月20日まで続いているのですから。2000年度0件の当時は浅野県政2期目のことになります。「前県政では国保証取り上げがゼロだった」という志位氏の発言は明らかに誤り片手落ちであり、その誤った非常に偏った前提でもって「福祉切り捨てではそれまで以上に冷酷さが際立った」とまで断罪する。あまりのことにも恣意的・悪質だといわなければなりません。

 追加09-11/9 20:59:「前県政では国保証取り上げがゼロだった」という志位発言は,「浅野県政下ではゼロではなかった」という言外の印象を抱かせます。この印象は対偶命題と同値だと言えるような気がします。つまり,「国保取上げがゼロでなかったのは浅野県政下だった」となります。無論,論理命題を一般の文章にそのまま当てはめるわけにはいきませんが,そういう印象を抱かせることも可能です。(高度な印象操作の類
 すると,少なくとも浅野県政下ではゼロの時代が半分以上(1993年~2000年)あったのですから,志位発言は「偽」,すなわち「嘘」または「誤り」となります。従って,東本さんの初めの記述も間違いとは言えなくなります。msqさんは後に,浅野時代は総計すると取上げがゼロではないのだから,この対偶命題は正しいのだと主張します。


 このあと,この主演お二人以外にも貴重な意見が出されたのを見ていきます。それから,『取上げ数が1年間で26倍』という部分のmsq氏の「えこひいき議論」なども見て行きますが,とりあえずシリーズ(2)はここで終えます。
by papillon9999 | 2009-11-09 01:49 | Comments(6)
Commented at 2009-11-09 20:29
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by さつき at 2009-11-10 22:34 x
どうもご苦労様です。私も、コメント欄では書ききれないので自分のブログにエントリをあげることになると思います。

一つ確認ですが、
>東本さんはこの2000年度は浅野県政時代ではないか,志位氏はこれをひょっとしたら前県政時代のものと誤解したのではないか? このようにして,志位氏の批判は『誤謬だ!』と思ったのかもしれません。

2000年度を前県政時代と志位氏が誤解するとは?
そんなふうに思われているとすれば、共産党の党首もまったく見くびられたものです。
志位氏がそのような誤解をしたのではないかと、東本氏が誤解したということですね。
アルバイシンの丘さんが、そのように判断された根拠をお示しいただければと思います。
Commented by papillon9999 at 2009-11-10 23:36
何と言ったらいいでしょう。あなたのネット上の人格をかけてご自分のブログで論陣を張ってください。それ以上,私から何も言うことはありませんよ。
Commented at 2009-11-11 14:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-11-15 01:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-11-15 01:53
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