最近の10記事
最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
最近の記事 ついーと 放射能・原発問題 憲法問題 犯罪・死刑・光市事件 9.11陰謀説 靖国問題 社会問題 政治・政局政局問題 官僚論 小沢一郎関係 私の感性と思想 韓国 俳句 紀行 宗教 よそ様でのコメント集 文化・論 酩格言コピー 身辺雑記 TB歴のあるブログ コメント集(非公開) 書きかけ(非公開) 写真集(非公開) 済み 以前の記事
2021年 07月 2021年 04月 2018年 12月 2018年 06月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 more... その他のジャンル
Stop the 原発ファシズム Stop the 官僚ファシズム Stop the 軍産ファシズム Stop the 経済成長至上主義 Stop the 弱肉強食システム |
悲壮!麻生さん(政局七不思議)
2009年 07月 18日
ここへ来て自民党の麻生降ろしは凄まじい様相を見せている・・・と書き始めてしばらく経った。するとだいぶ風向きが変わってきたようだ。「麻生降ろし」に対する逆批判が勢いを取り戻してきているのだ。一つは,河村官房長官による,「非公認もありうる」という警告。これは中川秀直らによる別立てマニフェストを作ろうとする動きをけん制したものだという。
もう一つは,都議団による,「反麻生批判」。そもそも,都議団には都議選で敗れたのは,麻生降ろしのせいだという認識がある。内閣支持率が低いなら低いなりに組織力で戦って,負けを最小限にとどめようという腹積もりだったのが,テレビで勝手な麻生批判を自民党国会議員が繰り広げたことがどんなに悪影響を及ぼしたか計り知れないと指摘する。それともう一つは東国原知事擁立劇の無様さである。 なんともみっともないの一言である。今さら選挙が戦えないなんて,ご都合主義もいいとこ。都議選の敗退の責任は麻生さん一人ではないはず・・・なあーんていってみてもつまらんからやめておく。 ところで,あの武部元幹事長が久しぶりに活躍しておられた。ずいぶん久しぶりだ。あの日本を壊してしまった小泉構造改革の大番頭だったことももう忘れかけていたが。 なんと,麻生総理に対して,『徳性がない』だの『恥を知らない』などとのたまっている。いや,それ自身は当たっているかもしれないが,自分は『特性があり,恥を知る人間だ』ということかな?しかし,そんなことはありえない。忘れちゃいないんだから,あの偽メール事件!ちゃんと記事にして取ってあるんだから!偽メール事件 初川柳(2006年 03月 05日) そこで一句できた! 「徳のない 総理を責める 恥知らず」 ところで,今回の自民党のどたばた劇を見ていて,いろいろ不思議なことに気がつく。結局は自分に都合がよければ何だって有り,の世界だから政界に不思議はない,というべきなのかもしれないが,素朴なパピヨンにとってはやはり不思議だ。それを七不思議の形でまとめておく。 1.第一の謎は,今回,小池百合子の動静が表に出なかったことを挙げる。ひょっとしたら,総裁選の隠し目玉だったのかもしれない。中川氏は自分が総理候補になることではなく,小池総裁を狙ったのかもしれない。あんなに矢面に立ったら,自分は総裁にはならないということだろう。 小池総裁だったら小泉陣営の傀儡にしやすいというほかに,強烈なインパクトがある。史上初の女性総理誕生!というサプライズが!これは,初の黒人大統領,オバマ誕生にあやかった戦略になる。これは確かに民主党に吹いている風がどうなるかわからないではないか。 2.森喜郎さんって,どうしてあんなに存在感があるのだろう?いや,存在感の有る立場に立てるのだろう?というべきかな。総理在任中は麻生さんといい勝負のキャラだったと思うのだけど。単に大派閥の領袖だからなのか?どうもそれだけではなさそうなのだ。自民党七不思議のナンバーワンはこれだが,今回は一位を小池さんに譲った。 3.中川秀直,武部勤,小泉の代理というべき両氏のしつこい麻生批判も,よく考えるといくら小池総裁実現を目指すためとはいえ,とても不思議。確かに選挙が戦えないとする心配はわかる。小泉チルドレンが軒並み危ういこともわかる。しかし,党を割るほどの抵抗はきわめて異常だ。これは決して芝居ではない。中川氏が麻生氏の居る前で麻生退陣を求めた時はさすがの中川氏も糸が切れるような緊張感が伴っていた。 これは決して自民党全体のためではない。党を割っては元も子もないからだ。自分達,小泉陣営のためなのだ。よほど小泉竹中時代の汚い膿が隠されているのか,と邪推せざるを得ない。 4.加藤元幹事長の行動がとても不思議だった。元々反郵政,反小泉で通っていたはずだが,今回は中川,武部という小泉代理と仲良く共闘。加藤の意図がわからん。まさか,前倒し総裁選で自分にお呼びがかかると思ったわけでもあるまいに。第四の謎だ。 5.反郵政を貫き,反郵政を貫けなかった裏切りの麻生総理と袂を分かった鳩山邦夫前総務大臣が,郵政推進組の渡辺喜美や中川グループとくっつき,麻生降ろしに与するのも不思議。郵政推進グループとは一線を画した批判というものがあるだろう。 6.古賀誠選対委員長の行動も謎だった。東国原知事の擁立劇の一方の主役。一体だれが仕掛けた擁立劇だったのだろう。古賀氏本人だろうか?それにしても不可解なタイミングでの辞任は麻生さんにとってプラスではない。麻生さんの何かにキレタのだろうか? 7.七不思議ということで,形を整えるために無理に七つ目をこしらえてみよう。伊藤公介の姿がテレビにチラッと映った。まだいたのか,という不思議。この方も大変恥知らずな方ですよ,多摩地区の皆さん。この方が選挙に強いというのを七番目の不思議としよう。 とにかく,麻生さんがかわいそうなのは,小泉・竹中時代の汚い膿や澱の後始末にも苦労していることである。麻生内閣だけの責任ではないのですよ,自民党の皆さん!いや,国民の皆さん! なにはともあれ,月曜日に無事に解散となりますように!
by papillon9999
| 2009-07-18 17:26
|
Comments(0)
|