アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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官僚と政治家
 この記事は私の記事に対する早雲さんのコメントへの返事が長くなったので,別にしてまとめたものである.とにかくこのテーマは私ごとき専門知識もない素人が書けるはずのものではないと思いつつも,素朴で直観的な疑問を思いつくままに並べ立てたものである.その方面に詳しい方ならとんでもない的外れを言い募っているのだと思われるようなことであるが,乗りかかった船だから,蛮勇を奮って素朴な直観論を若干ながら続け,これで一区切りを付けたい.



とにかく,早雲さんは『有能で心ある官僚を向こう側へ押しやってはいけない』とおっしゃる.それは全面的に賛成なので,今もっている疑問を率直に並べるだけにしよう.そして私の種々の認識を改めていく材料にしたい.

 まず,私には為政者と官僚とは渾然一体としか考えられず,厳密な区別はできていない.官僚システムはどのような政治にもウィルスが変異するように自らを増殖する能力を備えていると思っている.つまり,政治の責任は官僚も取るべきだと考えている.
 ところで,我が国でも農業を切り捨て,自動車を先頭とする工業立国へ邁進してきた.その工業立国政策は国民にも十分に富を行き渡らせたものと高く評価してよいと思う.それに加えて,軍事力増大を抑えてきたことも評価に値するだろう.ただ,農業切捨ては別の問題を生じるのだが,これは結果論と考えられ,特に追求するのは酷かもしれない.

 問題はいつの頃からなのか,官僚の組織には自己増殖の原理が付加されるようになったと思うのだ.このことはまだはっきりとは指摘できないが,官僚達は敗戦から立ち直って国がうまく行き始めた頃,自分達の利益のことを考える余裕ができたのではないだろうか.戦後すぐの時代は『政治の時代』だったので,それが『経済の時代』に移った時なのかもしれない.
 ひょっとしたら工業立国として歩み始めた頃からすでに官僚組織の増殖の芽がなかったか,と疑うことも可能だ.水俣病始め,幾多の公害が野放しにされたという歴史はそのことを物語っているような気がしてならない.
 少なくとも国民の不幸の歴史には.近年の小泉竹中路線によりもたらされた不幸とは別の不幸の系列が存在すると思う.それは官業癒着の企業犯罪隠しと官僚による国民の富収奪システムの構築と言ったらよいだろうか.近年の医療制度や年金など各種システムの崩壊は,富の収奪システム自体が自己破産しかかっているものと考えられないだろうか.

 しかし,官僚個人に首をかけてまである政策に反対せよと要求するのは酷である.自分の信念に合わない政策が出てきた時,できるだけ国民の利益になる方向に政策を変えようとする官僚もいるのは間違いないだろう.こういう潜在的な『良い』官僚にはぜひエールを送ってがんばってもらわなくてはならない.でもどのようにしたらいいのだろうか.

 ここで全共闘運動の時代,活動家と議論したことを思い出す.私は左翼の専門理論に詳しくないのだが,『官業癒着の企業犯罪隠しや官僚による国民の富収奪システムを構築』できるような特権を手中にした集団は新たな階級と呼んではいけないのだろうか.
 活動家達は労働者階級の階級闘争に勝利すれば階級は止揚する(国家と同じように),と主張していた.しかし,私は新たな階級が出現するだろう,それは官僚だ,と言って反論した.活動家達は,『生産手段をもたないものは階級とは呼ばない』と言って,私を冷笑したのであったが,『階級』と呼ぶか呼ばないかはともかく,私はそういう特権集団が出現することを言いたかったのだ.これが以前の記事で『性悪説』の立場に立つ必要がある,と書いた理由でもある.
 私の眼から見ると旧ソ連などの官僚主義はまさにそれだったし,近年の我が国官僚達もそのように見えるのだ.これは我田引水なのだろうか.
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by papillon9999 | 2006-10-09 16:22 | Trackback(16) | Comments(2)
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Commented at 2006-10-11 11:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by papillon9999 at 2006-10-11 12:39
非公開さま  貴重なコメント,真にありがとうございます.いろんな意味でとても心配しています.旧ソ連の組織もおっしゃるとおりだと思います.