随想や意見,俳句(もどき)
by papillon9999
最近の10記事
最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
最近の記事 ついーと 放射能・原発問題 憲法問題 犯罪・死刑・光市事件 9.11陰謀説 靖国問題 社会問題 政治・政局政局問題 官僚論 小沢一郎関係 私の感性と思想 韓国 俳句 紀行 宗教 よそ様でのコメント集 文化・論 酩格言コピー 身辺雑記 TB歴のあるブログ コメント集(非公開) 書きかけ(非公開) 写真集(非公開) 済み 以前の記事
2021年 07月 2021年 04月 2018年 12月 2018年 06月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 more... その他のジャンル
Stop the 原発ファシズム Stop the 官僚ファシズム Stop the 軍産ファシズム Stop the 経済成長至上主義 Stop the 弱肉強食システム |
愚考・ブログのこれから(1)
2006年 09月 15日
このところ『雑談日記』さん(以下,Soba氏)の奮闘ぶりが際立っているようだ.あのTBリンク削除問題から,植草教授支援サイトへの助っ人単騎突入,『世に倦む日日』への痛罵,などである.これに対して十分な支援ができていないのが心苦しいが,私は私なりのペースでやっていく外はないことを自覚している.
私自身はようやくブログの世界に慣れてきた所であるが,いつまでも『新人』の気分で甘えているわけにはいかないだろう・・・と思いながらブログ世界を改めて見廻してみた.すると,何かこれまでとは違う異質な動き・蠢動を感じさせるものがある.どうも,これからまた大きく変わりそうな予感がするのである.残念ながらあまり良い方向への予感ではない.この記事では,その予感の正体を見極めるためにまとめてみたい. これまでとは異なる感覚がする点は以下のようなものである. 1.プロバイダ(ブログ事業者)からの干渉 Soba氏が遭遇したリンク削除事件はその後も後味の悪い干渉が続いたらしい.こういうブログ事業者からの干渉が露骨に行われるようになってきたのかもしれない.以前からアダルト系にはそういう干渉はあったようだが,政治的なブログに対して行われるようになるとこれはこれまでとは異なる.TBが自由に通らない不自由さは以前からある.これはそのブログ主が拒否設定しなくても生じる問題だった.そうすると,ブログ事業者が何か設定しているからと思わざるを得ない.こういう隠れた干渉はあったのだろうが,この露骨さにはこれまでと異質なものを感じる. 季節氏はプロバイダとブロガーの関係を考察しておられるが,そもそも我々ブロガーがお世話になっているブログ事業者自身が IT 事業に成功した新自由主義の申し子だ(どなたかが書いておられた).それをを考えれば,我々の地盤そのものはきわめて危ういことに気づかされる.つまりいつどんな干渉がやってくるかわからないのだ.不当な干渉とは戦うにしても,それとは別に我々の地盤は危ういのだ,という自覚は持っておいた方がいい..【9.22追記:『低気温のエクスタシー』さんからTBを戴いて具体例を知った.それは『反米嫌日戦線 LIVE and LET DIE(美は乱調にあり)』さんが遭遇した事件だ.詳細はTBをご覧ください.一方的にパスワードを書き換えられ、事実上「排除」されたらしい!!】 そこで,季節氏は著作権の問題とも絡めて,ファイルのバックアップや有料ブログの利用を薦めておられる.これを読んで,私は自分の書いた記事は自分の手元にファイルとして残しておこうと思った.(思っただけで,例によって実行はいつになるかわからない) 2.Mixi などに見られる形態の変化 実は Mixi というのは,Soba氏の記事を見るまではまったく知らなかった.その記事をきっかけにして Mixi を調べたら大体のところが掴めた気がするが,Soba氏が「一歩を踏み出さない世界」とうまく表現しておられる.つまり,自分も相手も傷つかないように,建前だけの世界でものを言う,そういう世界のようだ. しかし,他愛のないとも言っておられないのではないか.Mixi だけならいいかもしれないが,これに似たものが続々誕生し,今までのブログ文化がこういう文化に取って替わられることになればとても深刻な事態を生じる恐れがある.山岳部がハイキング同好会に取って替わられる,というような事態ではないような気がする. その事態とは,ブログというものは正体をさらして行うものだ,という常識になってしまうことだ.言い換えると匿名性の否定.そうなったらブログでの言論は終焉だ.私も撤退.(誰だったか,確か新聞記者の一人だったかと思うが,『匿名=どこの馬の骨とも知れぬ奴ら,の記事で文句を言われる筋合いはない』と書いていた.この人は,選挙がなぜ秘密投票になっているかを知らないのだろう.政治音痴ということの告白.匿名性の確保はSoba氏の言う「一歩を踏み出す世界」への最大の必要条件だと思う. 3.嫌がらせ攻撃 Soba氏や季節氏の記事にもあるが,ブログへの攻撃が一段と凄まじくなり,コメント欄の炎上があちこちで伝えられる.ブログを閉鎖する所も多いそうだ.閉鎖の原因は攻撃によるものとは限らないだろうが,幸いにして私がよく知っているブログではあまりない様で喜ばしい.【9.22追記:上記に実例あり】 まあ,私のような過疎ブログ(どなたかの表現を無断借用.以前は弱小ブログ,群小ブログと言っていた)では過激なことを書いてもコメント欄が炎上することもないし,(あっと,この前留守中に炎上していたけど,さっと消してしまったし),好きなことを書いてマイペースでじっくりいけばよいのかな.Soba氏はこの嫌がらせの虫除けに,チラチラするバナーを大量に貼り巡らすことを提唱しておられる.確かに,Soba氏の記事は,どこからどこまでが記事で,コメントで,というのが理解できるまで時間がかかる.攻撃者も面倒くさくなるのだろう.
by papillon9999
| 2006-09-15 17:52
|
Comments(4)
Commented
by
布引洋
at 2006-09-22 09:43
x
ファイルのバックアッップや自分の書いた記事は自分の手元にファイルとして残しておく必要性、重要性はあると思います。
最近私も友人に進められて外付けのハードディスクを購入。 1万円弱で100ギガ以上の性能。 データーの保存、パソコンの故障やリカバリー時のバックアップに便利です。
0
Commented
by
布引洋
at 2006-09-22 16:24
x
植草教授の事件は簡単な猥褻事件と思っていました。
インサイダー疑惑隠しの可能性は十分有るでしょう。竹中平蔵の辞職のタイミングがあまりにも可笑しい。可笑し過ぎる。 4年前の検察庁幹部の5億円の調査活動費裏金横領を告発した現職検察の幹部、三井環大阪高検公安部長をテレビで告発する数時間前に微罪の形式犯で逮捕した事件が有りました。 対談予定者だった鳥越俊太郎氏は『私は「検察もそこまでやるのか」と驚くと同時に、最高の司法権力が見えも外聞もかなぐり捨てたという恐怖感を抱いた。』と語っていました。 加藤紘一や田中真紀子、辻本清美の逮捕には明らかな政治力が働いているでしょう。 鈴木宗雄の逮捕にも北方領土返還の秘密交渉疑惑が有りそうです。
Commented
by
papillon9999 at 2006-09-22 17:25
植草教授の事件,(痴漢事件という意味より,植草教授を題材とした攻撃と擁護の論戦,という意味)は今興味を持って見ています.私には材料がないのでコメントを控えていますが,一つだけ気がついたことがあります.それは,・・・ちょっと待ってください.ちょっと実験してみます.
TBありがとうございました。こちら興味深いかと思います、お読み頂ければ。
http://blogs.dion.ne.jp/origutitetu/ |