アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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無知・無理・無脳な期待
 私は野球少年だったから,俄かサッカーファンを気取ってもすぐにお里が知れるのでワールドカップの話題は意識して避けてきた.それでも,周囲の期待感に逆比例するごとく,「日本は一勝もできないであろう」という意地悪な予想をして見せて,周囲から嫌われていた.もちろん,当たったとはいえ自慢するようなものではなく,単に人が右というから左と言ってみたまでのことである.



 それにしても,今回の熱狂の仕方にはあるアナロジーを感じていた.その相手は先の大戦時における熱狂であり,ある「病理的」なものが共通しているように感じたのである.たぶん,愚樵さんがTBして下さったものとほぼ同じものだと思う.
 当時,あの米国を相手に無謀な戦争を挑んでいった時,大日本帝国はあらゆる手段を講じて国民の戦意を高揚させ,戦争に駆り立てていった.私が類似性を感じるのは,熱狂それ自体ではなく,その質,といったようなものである.帝国海軍や帝国陸軍に勝利を託し期待した当時の国民の心情とか期待の仕方である.ほんとうはあの海軍や陸軍では装備の面のみばかりではなく,指導層の人材の面でも大国米国に勝てるはずがなかったのだ.それなのに,冷静に考えることができず(これは国民も指導層も両方であるが,ここでは主として国民のことを考える),またそれを判断する情報も能力もなく,単なる「気分」で「イケイケ!」,「イケル!」という気にさせられて戦争に突っ込んでいった,その「空気」が非常に似ていると思うのだ.
 今回もジーコ監督の実績はともかく,選手たちの実力は本当は世界レベルには程遠いものであったにもかかわらず(川口のみ例外としよう),まるで優勝でも狙えるかのごとくテレビは持ち上げ,国民の素人衆はそれを信じ,期待したのだろう.こういうふうに,自分の都合の良いように考えたがる点,いざとなれば「神風」も吹いてくれる,という根拠のないことを当てにする気分,精神論のみで立ち向かうという無謀さ,これらに対して類似性を感じたのであった.従って,この熱狂の質はブラジル国民がワールドカップに熱狂するのとは全然違ったものである.

 こういう病理はタイトルに書いたように『無知・無理・無脳』と呼べるのではないだろうか.素人衆は敵を知り己を知る努力をしないし,またその能力もない.おまけに,都合の悪い予想は口にできないところもそっくりだ.サッカーの解説などでメシを食ってる連中なら恐らく日本は一勝することすら難しい,と予想できていたはずである.しかし,それを決して口にできない雰囲気がある.これは先の大戦でも言える事だろう.彼我の国力の違いから,米国には決して勝てるはずがない,と正当に見抜けた人がいても口にできなかったことと同じだ.
 もちろん,実力が劣るから初めからあきらめろ,といってるのではない.何事もあきらめずに最後まで最善を尽くす,ということは当然のことだ,これは神風特攻隊を生んだやけっぱちな気分とは似て非なるものである.(やってはいけないことを何とかやってやろうと言うことではない.)どこかに相手の弱点はないか.知恵の限りを尽くす頭脳戦なのだ.その例として思いついたのが,桶狭間の戦い,とか,義経のひよどり越えとかである.
 今回でも,人によっては,そういうことをやってくれることを期待して奇跡を信じたかも知れない.ところがジーコが嘆いたように,日本選手たちは「プロ意識」が欠如していたようだ.とても桶狭間が成功するようなメンバーでもなかったということだろう.

 念のためであるが,これは負けたことに対するバッシングではない.私は勝利至上主義に対する反発を覚えている者だ.仮に金メダルをとってもだ.金メダルを取るか取らぬかはまさに紙一重,多くは神の気まぐれの世界だと思う.ところが最近の金メダル獲得者は,ほんの少しだけ運が良かったにすぎないのだ,というその想いがないようだ.紙一重だけ運が良かったのだ,という謙虚なコメントを耳にすることは余りない.それに不満を覚えている.
 逆に,精一杯の力の限りを尽くした選手が敗れたとしても,それは賞賛する(今適当な例を思い出さないのが残念だが,たくさん存在しているのは確かだ).選手たちの,いかに戦ったかという姿勢・プロセスが賞賛に値するかどうかの基準なのだと信じている.
 結局,『無知・無理・無脳』の期待は選手たちをプロ意識を欠如させるほど甘えさせることになったのではないだろうか.余談だが,私はサッカー選手のインタビューの時の眼が余り好きではない.非常に自意識過剰な眼を感じる.いつの時代かのバレー選手たちがそうであったような記憶がある.テレビ放映に伴う芸能人化がバレーをだめにしたと思っている.サッカー選手のそれはバレー選手とは逆に反発の眼だ.一見逆のようだが,毀誉褒貶に翻弄された眼という意味で実は根は同じだと思う.
 私の息子などは日本戦には余り興味を示さない.最もお気に入りはフランスだ.そしてブラジルやイングランドのように高い技術で強い所を正当に評価し尊敬する.つまり少なからずの人が日本にこだわらず,本物の素晴らしさ,価値に正当な敬意を持っているはずだ.それは非常に好ましいと思う.
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by papillon9999 | 2006-06-23 23:52 | Trackback(2) | Comments(2)
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Tracked from 友だち一万人! at 2006-06-25 01:29
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Commented by 布引洋 at 2006-06-25 13:03 x
オーストラリア戦以降、マスコミに『奇跡』『奇跡』と奇跡の文字が溢れていました。
ひどいのは『必ず奇跡が起こる』なんて、言うのまで有りました。
奇跡とは原因が無くて結果だけ起こるもの、原因と結果が結びつかないものの事なんです。
奇跡は起きません、起こしてもイケマセン。
起きてはならないもの、絶対有ってはならない物が奇跡です。
キリスト教では出発点に奇跡が有るんですね、だから宗教なんです。
スポーツでも教育でも政治でも戦争でも奇跡を言い出す様な事は止めて欲しい。何となく宗教がかった胡散臭いものを感じます。
Commented by 愚樵 at 2006-06-25 22:55 x
アルバイシンの丘さん、こんばんは。
アルバイシンの丘さんも同様に感じておられましたか。このことは喜んでいいのやら、悲しんでいいのやら。
「おい、愚樵、そんなことはないぞ、マスコミはちゃんとやってるぜ」なんてご指摘でしたら、「私がバカでした」で済むのですけど。