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エボラの脅威に便乗するな(5.ついに落城,武蔵村山)
エボラの脅威に便乗するな,BSL4施設の稼働(4:早くも現れた御用水先案内人?村中璃子さん) 2014年 11月 03日 の続き

 武蔵村山市の藤野勝市長は,国立感染症研究所(感染研)のBSL4施設稼働について,昨年末以来,エボラの恐怖に便乗した稼働要求圧力に晒されていたが,下記の報道によればついにこの圧力に屈する事態となってしまった(尤も,藤野市長自身の本音が奈辺にあったかは知る由もないが)。



 ただし,下記の報道で知る限り,その合意内容にはいくつか条件が付されているようである。本記事はそれを基に,今回の合意のザル籠的意味と藤野市長の(乗せられたのか,元々権力に弱い人がこれまで良く持ったなという具合だったのか,知らないが)容認の意味を考察する。それはBSL4施設稼働推進側が,如何に都合の良いウソをついていくか,再確認するためである。

1.施設の使用目的は感染者の生命を守るために必要な治療や診断に特化すること。

 この項目は,本来の意味からすれば,『動物実験はしない』,『遺伝子組み換え実験はしない』ということでなければならない。このような意味でこの項目が真に守られるならば,今回稼働してもほとんど危険性は無いと言える。
 というのは,感染者が我が国に出現しない限り,感染研は開店休業するしかないからだ。するとウイルスが感染研内部にないのだから,新たな危険が生じるはずがない。
 ところがここでよく考えよう。エボラの脅威は未だ去ったとは言えないが,このまま終息するとしたら,今度はいつ何が脅威となるのかはわからない。感染研はそれまでじっと何かの一類病原体感染者が日本に出現する”幸運!!!”をじっと待たなければならない。感染症研究者の ”期待” に反してあと十年,二十年,五十年,と出現しないかもしれない。 国民にとっては幸運であるが,果たして感染症の研究者たちは,国民と同じ幸運感を共有してくれるであろうか?
 こういう状況を表わすのにぴったりの言葉がある。そう,『宝の持ち腐れ』。感染症の研究者たちは,残念ながら(国民にとって)宝の持ち腐れ状態を黙って見ているはずがない。その結果どうなるか。次の2と3に書いてあるようなことを行うだろう。すでにその頃は,住民参加のガラス張りの運営なんて形骸化しており,こっそりと海外から一類病原体を持ち込むであろう。
 そもそも,『感染者の生命を守るために必要な治療や診断』ということは実質的に何も歯止めにはなっていない。どんな研究でも,この目的をこじつけることができるからである。
 このようにして,この1の合意条件はザル籠と化すのである。もし藤野市長がこの項目に過大な期待を込めて容認したのだとしたら,極めておめでたいとしかいいようがない。そうでなければ,元々権力の圧力に弱い人物だったということになるかも知れない。これまで保ったのは行きがかり上の惰性の産物にすぎないとも考えられる。

2.今後,海外からウイルスを譲り受けて基礎研究を行う可能性

 この可能性については,合意の話し合いの中で具体的に言及されたのかどうかわからない。『小さく生んで大きく育てる』という名言通り,藤野市長は厚労省側の陰謀に引っかかったのだろうか?しかし,この可能性を摘んでしまったら,1に書いたように,真に宝の持ち腐れとなるので,絶対にこの種の基礎研究を行うはずである。
 言うまでもないが,感染者が現れない限り一類病原体ウイルスは国内に存在しない。いつか感染者が現れる時のために,予めウイルスを国内に飼っておくのである。このような理屈の正当性が,何の吟味もなくまかり通っている。
 感染者がウイルスを持ち込むリスクと飼っていたウイルスが何らかの原因で外部に出てくるリスク。果たしてどちらのリスクが高いのか?
 正しい評価は誰にも下せまいが,一応の見積もりはやろうと思えば可能である。今回のエボラ騒動のような一類感染症の脅威が先進国を襲うのは,ここ数十年の間でほんのわずかしか例がない。一方,先進国におけるバイオ研究施設でのいろんな事故はその十倍,いや百倍以上のオーダーで生じているだろう。
 こうみると,さっきのリスクの比較では,飼っていたウイルスが何らかの原因で外部に出てくるリスクの方が圧倒的に高いと予想できる。
 そして『基礎研究の恐ろしさ』を国民は知っておかねばならない。このためには『遺伝子組換え』と『動物実験』は必要不可欠である。
 さらに我が国は核兵器を持てない。だからこの代わりとなりうる武器を手に入れることができそうだとしたら・・・ この誘惑に勝てない狂信者が政権を握ったらどうするのだということも,国民は常に忘れないようにしなければならないのである。

3.ウイルスを保管し,検査方法の開発や改良を行うことも可能

 これも幸運にも実際に感染者が出現しなかったら,意味の無い事である。だから,そういう時は外から持って来るわけで,あとは2と同じことが言えるのである。

4.将来的に移転を検討することも盛り込んだ

 この表現もあいまいで,『検討した』けれども『移転しない』という結論になることは目に見えているが,ひょっとしたらどこかに,筑波に準ずるような広い地域を整備して,感染症研究拠点を国が作ることになるかも知れない。そのためにどこかの国有地内を物色しているかもしれない。
 こうなれば,反対活動は住民の手を離れることになるだろう。では反対活動はどうなっていくのか?それは今の段階では言えない。
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by papillon9999 | 2015-08-05 18:39 | Comments(16)
Commented by chayakoban at 2015-08-10 12:10 x
神話の国日本「神風神話、原発安全神話、戦争抑止力神話、バイオ施設安全神話、・・・」で、まず、「感染研村山庁舎BSL4施設稼働ばんざい!バンザイ!」、次に、原発再稼働、そして、戦争法案成立、・・・のなか、冷静なご指摘に感謝します。
稼働反対市民の負け犬の遠吠え的ブログも読んでいただけると幸いです。
http://katakuri.blog.jp/archives/1036107463.html



Commented by papillon9999 at 2015-08-10 18:36
chayakobanさま,コメントありがとうございます。実は記事を書いた後に気が付いたのですが(この記事を書く前に見た時は確かに無かったと思いますが,日付では私の記事が後です),合意内容などが武蔵村山市のホームページに載せてありました。
国立感染症研究所村山庁舎の運営等に係る確認事項について(平成27年8月7日掲載)http://www.city.musashimurayama.lg.jp/torikumi/4374/9668/010756.html
それによれば,市の要望書には重大なマエフリがあったのですね。それは
『国内で感染者が確認された際に』
ということです。ところが,厚生大臣の回答にはその前提が巧妙に抜かれています。
藤野市長は知ってか知らずか(当然気が付いたはずですが),その前提がないことに何も異議を唱えていません。
全く,藤野市長の無能さと厚労省の悪意,悪知恵を確認しなければなりません。もちろん,出来レースという可能性が大ですが。
藤野市長は無能さと出来レースを行った偽善者のどちらの評価を好むのでしょうかね。
あらためて新記事にしなければと思います。
Commented by chayakoban at 2015-08-10 21:11 x
御指摘の『国内で感染者が確認された際に』の文言は、市長の要望書にはありますが、市長のコメント(要望確認)にはありません。私は、会議の席で要望書から削除した(要望書通りにはいかなかった)ものとして理解し、この点は大臣確認事項と市長コメントに齟齬はないとスルーしました。重要な文言ですから、会議で削除を拒否してほしかったと思います(無理ですが)。

 「BSL4使用は診断・治療支援にはやむを得ないが、研究業務はやめてほしい」が反対派の多数意見でした。私は、「診断・治療支援もBSL3で対応できるので、BSL4使用は不要であり、BSL4の使用を認めれば、当然研究業務に使用される」との立場でした。ブログに書きましたが、「研究」の文言が、大臣確認事項にはあるが市長コメント(要望確認)にはなく、明白な齟齬があることに気づきました。このことと、ご指摘の『国内で感染者が確認された際に』の文言は関連していたことを改めて納得しました。
 実は、8月3日開示の市の文書は上記問題個所のページが欠落しており、8月4日、欠落部を要請したところ、欠落ページと大臣確認事項が開示されました。姑息な茶番劇と確信しました。
Commented by papillon9999 at 2015-08-10 22:39
順序としては,「市長の要望書」→会談で「大臣の回答?確認事項?」→「市長のコメント」なのでしょうか?
まあ,厳密なことはともかく,仰るように姑息な茶番劇というのは確かなようですね。

『BSL4使用は診断・治療支援にはやむを得ないが、』
ということを無批判に受け入れてはならないと思います。おっしゃる通りです。
どうしても診断と治療にBSL4が必要であるならば,BSL4が日本に一個所あってもほとんど意味は無いと言えませんか?

だって,そこから遠い指定医療病院(エボラ感染者を収容できる病院)にとっては,検体を送って何か調べて治療に活かす,なんて時間がかかって,実際には使えないのでは?と思えるのですが。

ところが,指定医療病院ごとにBSL4施設が必要という要求とか理屈にはなっていませんよね。だから本来は診断や治療にも要らないはずなのです。
(と言う私の推論は正しいでしょうか?)

しかし,武蔵村山市でさえ公表文書を欠落させたりするのですねえ.....所詮は厚労省と同類でしたか。これまで良く頑張ってきたと思っていたのに.....
Commented by chayakoban at 2015-08-11 11:00 x
文書順序はご指摘の通りと理解できますが、わずか25分間の会談で文書の作成確認は不可能ですから、文書の作成確認は会談以前に行われたはずです。

ブログにも書きましたが、感染者の確定診断・治療支援にはBSL3施設で対応できますから、指定医療機関の近くにあるBSL3施設(200以上)を利用すべきと考えます。(BSL2施設も使用できるはずです。)

ウイルスを(分離して)研究する場合はBSL4が必要ですが、学術会議は複数の設置を提言しています。感染研のBSL4施設も研究に使用することが第一目的であるを連絡会議で吐露しました。しかし、基盤研究は10年単位の時間がかかり、生物兵器の懸念もあるので、人家から十分に離れた安全な場所に移転を求めています。

藤野武蔵村山市長が、安倍首相の言明により、昨年11月に塩崎厚労相と会談し、30年に及ぶ稼働反対の歴史を反故にする独断専行で稼働へ舵を切ったのが全てです。
Commented by papillon9999 at 2015-08-11 22:21
なるほど。会談の時も,市長には『国内で感染者が確認された際に』の前提言葉があるのに,その返答に際して大臣は巧妙にその前提を取り去って文を作っています。
そして,それに対して市長は何の問い質し,再確認は行っていないですね。
ということは確信犯的スルー,気が付かないふりを決め込んだというわけですね。
ところで,確定診断はBSL3でも(あるいは2でも)可能なのですか。それは知りませんでした。
でも確定診断って,どうして必要なんでしょうか?不要な気がするのですが。結構大事な点だと思います(BSL3でできること,および確定診断は行った方がなぜ有利なのか,同じなのか,です)
Commented by chayakoban at 2015-08-11 23:30 x
エボラウイルス病(EVD)の疑似症患者(EVD,マラリヤ、インフルエンザ、・・・などの可能性)は、本人の治療開始や2次感染を防止するために確定診断で判定する必要があります。現時点ではEVDワクチン(VSV-EBOV)、アビガン錠、・・・など有望な薬剤が使用可能ですから、迅速な確定診断を行って、EVDが判定されれば治療(対処療法も含めて)を開始したほうが有利です。

確定診断、治療支援のためのウイルスの有無やウイルス量の増減の測定は、遺伝子検査(ウイルス分離ではない)によるRT-PCR法で可能です(下記ブログも参照ください)。RT-PCR法は最初にタンパク質分解酵素でウイルスの被膜を分解して遺伝子を増幅しますが、被膜を分解した時点でウイルスは不活性化(死滅)するので、BSL3(2)施設で検査可能です。

http://
katakuri.blog.jp/archives/1031027463.html
Commented by papillon9999 at 2015-08-12 13:39
ああ,これで私のもやっとしていたのが完全に晴れました!
確定診断は必要なんだけども,それさえもRT-PCR法で可能ということですよね。
ご紹介の記事には
『村山庁舎での確定診断のための検体検査も、不便なBSL4施設をBSL3施設として使用せずに、別のBSL3施設でRT-PCR法などによって行われている。』
と書いてありますね。問題意識を持って読まないと,当たり前のような気分でスルーしそうです。
知人からの情報によれば,長崎大学は全くウソの説明をしているようです。村山庁舎で行っているものは,簡易診断であって確定診断ではない,というような説明です。犯罪的と言わざるを得ません。教えてあげたいと思います。
そうですよね。村山庁舎でエボラ陰性が確定したのですから,簡易診断であるはずがないですよね。長崎の現地の人たちは完全に騙されていることになります。
Commented by chayakoban at 2015-08-12 15:25 x
感染研の確定診断法(EVDとする)は感染研HP(下記の記事)に4通りが記載されています。

エボラ出血熱とは
病原診断
血液、咽頭拭い液、尿がウイルス学的検査材料である。迅速診断として、ウイルスゲノムのRT-PCRもしくはリアルタイムRT-PCRによる検出法、ウイルス抗原検出ELISAによる検出法がある。抗体の検出法としてIgGーELISA、IgM-捕捉ELISA、 間接蛍光抗体法がある。血液、体液等からウイルスを分離するのがもっとも確実な検査法であるが、通常1週間以上を要する。国立感染症研究所ウイルス第一部第一室(村山庁舎)がEVDを含むウイルス性出血熱の検査を担当している。 次のいずれかが満たされた場合、エボラウイルス病(EVD)とする。

被験検体からエボラウイルスが分離された。
被験検体からRT-PCR法でエボラウイルスゲノムが検出された。
被験検体から抗原検出ELISA法で,エボラウイルス核蛋白が検出された。
間接蛍光抗体法またはIgG ELISAで判定された急性期と回復期に採取されたペア血清のエボラウイルスの核蛋白に対する抗体価が,4倍以上の有意に上昇した。

下記文献も参照
エボラ出血熱診断マニュアル

RT-PCR法がBSL2レベルで実施できることは感染研の下記文献末尾に明記されています。
IASR Vol.26 218-221
Commented by papillon9999 at 2015-08-12 17:47
chayakobanさま
これまで勉強が不十分であったこと,恥じ入ります。改めて御礼申し上げます。長崎の人たちに早く教えてあげなければ!
Commented by papillon9999 at 2015-08-14 10:54
chayakobanさま

もしここをご覧になりましたら念のために以下のことについて確認させてください。有無を言わさぬ証拠固めのつもりとして質問されましたので,私としても念には念を入れたいと存じます。どうかよろしくお願い致します。

長崎大学の文書には次のようにあるそうです。

<BSL4以外の施設において実施可能な検査法は限られており、エボラの患者かどうかの判定には有効ですが、感染が確定した患者の治療や退院判断のために必要な、より詳細な情報の把握には対応できません。
 例えば、薬剤耐性ウイルスが出現した場合は治療法を変更する必要がありますが、薬剤耐性ウイルスの存在はBSL4施設でウイルスを使った実験でしかわかりません。
 また,感染した患者の治療や退院判断のためには、感染性を持ったウイルスが体内にどれくらい存在するかどうかを検査することが必要であり、このような検査はBSL4施設でなければ実施できません。」
Commented by papillon9999 at 2015-08-14 11:04
<治療効果の確認や患者が退院する際の判断には、患者から採取した血液等のサンプル中の病原体量の測定が不可欠です。簡易診断でBSL-4病原体等による感染が陽性とされれば、確定診断を含むそれ以降の病原体量の測定はBSL-4施設以外では実施することができません。特に退院の判断にあたっては、患者の体内から感染性を持った病原体が消失したことを確認する必要があります。
 BSL-4施設が稼働していない現在の日本では、治療効果の確認と退院の判断に必要な検査を海外のBSL-4施設に依頼する必要があり、迅速に行うことが難しいといった問題が発生します。BSL-4施設を患者病床、例えば長崎大学病院に近接して設置することができれば、一連の検査が効果的に行われ、治療の大きな一助になります。>
Commented by papillon9999 at 2015-08-14 11:11
chayakobanさま
私は以上の文を見て犯罪的であると思いました。退院の判断に活きたウイルスの総量を測る必要があるというのは,最近村中璃子さんなどが唱えたので私の記事で批判したのですが,推進側で新たな論理を持ちだしたものと疑っています。アフリカ現地での実際の治療実態と大きくかい離しているので,おかしいということはすぐに気がつきますが。不活化した総量でどうしていけないのでしょう?
それから,ウイルスの耐性変異ですが,これこそ現実の感染者を基に治療実績を重ねなければわからないことで,現地で実験することが必要だと思うのですが。
ご見解だけでもご教示戴けたら,誠に幸いです。よろしくお願い致します。
Commented by chayakoban at 2015-08-14 19:05 x
長崎大も感染研と同様な説明をしていることを確認しました。
武蔵村山市での議論は、EVDの確定診断・治療支援に限定しています。

BSL4施設が必要なウイルス分離法が確実な検査法であり、RT-PCR法は簡易的な検査法である印象を与えていますが、不活性ウイルスから抽出したエボラウイルス特有の遺伝子を検出するので確実なEVD治療現場での主要な検査法です。陽性診断の場合、BSL4施設以外では、24時間以内に活性ウイルスは廃棄しなければならないので、確定診断・治療支援以外の研究などのために活性ウイルスを保管するにはBSL4施設が必須です。それで、住民を説得するために詐欺的説明を繰り返しています。

確定診断や退院決定のためのウイルスの有無の検体検査はもちろん、治療・薬剤効果の判定のためのウイルス量の増減もリアルタイムRT-PCR法で測定可能です。ウイルス分離法は細胞に感染させてウイルスを増殖しますが、検体のウイルス量の増減が定量的に測定できるのか確認していません。長崎大に確認してみてください。感染研は、はぐらかし答弁で信頼できません。

薬剤耐性、空気感染、などのウイルス変異は、WHOの遺伝子情報やリバースジェネティクス法などを用いて、活性ウイルスを用いなくても確認できると思いますが、治療法の開発やワクチン・薬剤開発に必要な動物実験などは活性ウイルスが必要ですからBSL4施設が必要です。しかし、これらの研究は10年単位の長期課題ですし、ワクチンや治療薬の開発は多額な経費と年月がかかるので、生物兵器(テロ対策)研究などの国家的事業にならざるを得ないと思います。これらの確定診断・治療支援以外の長期的研究業務は、人家から十分に離れた安全な場所で行ってほしいと思います。
Commented by papillon9999 at 2015-08-14 19:23
chayakobanさま,明快なご教示,誠にありがとうございます。

>治療法の開発やワクチン・薬剤開発に必要な動物実験などは活性ウイルスが必要ですからBSL4施設が必要です
>人家から十分に離れた安全な場所で行ってほしいと思います

これらはおっしゃる通り,最初からそのように理解しておりました。

それから,病原体量を測るのに,活性ウイルスを分離培養する方法はむしろ不便なような気がします。
とにかく施設推進側は口裏を合わせて,あいまいな理屈でしのごうとしていることがよくわかりました。この悪意性は平気で生物兵器に手を染めるだろうという推測に根拠を与えるものでしょう。
核兵器を持たない我が国の代替戦略施設といえるでしょうね。

心より感謝いたします。
Commented by papillon9999 at 2016-02-09 21:58
今気が付いたのですが,chayakobanさんの下記コメントが承認待ちの状態だったようなのです。
本当にもったいないことをしました。日付の位置まで,上にさかのぼってください。
本当に申し訳ないことをしました。

Commented by chayakoban at 2015-08-12 15:25