アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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テロとの戦いとは何か-イスラム国現象はオウム事件と同じ-
 慶応大学の金子勝教授が,テロ集団イスラム国(Islamic State,以下IS国と略記する)とそれに対抗する西欧主導有志テロ国家連合との戦いを,『新たな世界戦争』と表現した。新自由主義に抵抗する金子教授の言だから尊重したいが,




私はそれよりも,『世界革命戦争』と表現したい。彼らの主観を忖度すればそう表現せざるを得ないのだ。

 だけど,このような状況は初めてのことではない。実はあのオウム真理教の活動と,規模こそ違え精神的には全く同じことと思えるのだ。先日,イラク国内で,IS国の所業と見られる古代歴史遺産の破壊が伝えられていた。むろん,この蛮行の意味はイスラム教始祖が命ずる偶像破壊であり,一見するとイスラム原理主義を主張する宗教的行為のように思える。しかしながら,IS国の『世界革命戦争』を宗教運動と捉えてはならない。いわば話の順序が逆転しているのである。つまり,『世界革命戦争』を遂行するために,『宗教を利用』しているのである。実際,世界中からIS国に参加したいという人間たちの中には,イスラム原理主義とは何か,ということを何も知らない人も多いという。
 ではいったい何を『革命』しようというのか。それは言うまでもなく,『グローバル化=西欧的価値への一元化』に対する『反撃』なのである。従ってその戦場が一国内に収まるはずがなく,『世界化』の様相を呈するのは必然の結果である。

 オウムのあの何とも言えぬ不思議な,悔しい,あの蛮行,もそう捉えることによって初めて情況の解読が進むと思う。あそこに集まった優秀な頭脳を持つと言われた青年たち,彼ら,彼女らの少なくとも幹部連中は,主観的には『革命を起こす』と表現するのが最も適切な精神状態となっていたに違いない。麻原彰晃の宗教教理など,ホントは何にでも置き換えることができたのだと思う。決して特殊ではなかったのである。

 当時,理解不能なオウム真理教と一般市民との間の通訳として活躍していたのが,あの江川紹子氏であった。しかし,本ブログのところどころに書いたはずだが,江川氏の通訳はホントにまずかったのである。本質が全く違えて伝えられた。江川氏や宗教学者なる島田裕巳氏などは,オウム真理教の教理がいかに荒唐無稽であるか,と言うことばかりを伝えた。この事件,集団がいかに特殊か,と言うことばかりが伝えられた。だから,ひょっと間違ったら誰にも起こりうることという意味の危機感は全く意識されなかったのである。

従って,当時のオウムの『解読』は

『あんな優秀な頭脳を持ちながら,なんであんな荒唐無稽な教理に魅かれるのか』

という以上に進まなかった(その後の裁判でも同断⇒これは弁護団の責任【追記15/04/18】)。しかし本質は,『麻原彰晃の教理』の位置に『ナチス』,『共産主義暴力革命』,『聖書原理主義』,などのピースを埋め込んでも全く同様に成立したはずである。あるいはひょっとしたら『新赤十字』,『真の環境保全活動』のような『善』であってさえも成立したかもしれないのである【注】。それがもし『偽善』というものを引っくり返すことのできる『力』を持っと確信できるものであるならば。

だから,逆に次のように言える。この現実の世界で,強い者だけが都合よくやっていける仕組みが続く限り,それを容認しておく『偽善』が続く限り,空爆等で一旦は弱ることもあるかも知れないが,テロとの戦いは姿を変えながら続くだろう。すなわち,『テロとの戦い』とは終わりのない戦争なのである。

【注】 当時,もしくは裁判なりで解読が進んでいたら,少なくとも今このような駄記事を書く必要はなかった。そして市民社会はいつかまた同じようなことが起きるかもしれない,それを防ぐには1%の特権層を・・・新貴族になりたいのだろう・・・そういう仕組み・・・・だめじゃん・・・などというように考えが進まなかったのである。
 それから,極左過激派が容易に極右に転向したりできるのも,この文脈で見るとちっとも不思議ではないと思えてくるでしょ?

 ・『テロとの戦い』から遠ざかるべき理由(後藤健二さんを悼む) 2015年 02月 01日
 ・フランス紙銃撃テロの悲劇と表現の自由 2015年 01月 11日
 ・テロとの戦いとは何か-『正義の』テロリスト対『邪悪な』テロリスト- 2015年 03月 10日







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by papillon9999 | 2015-02-28 17:13 | Comments(0)