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アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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感性と言葉 続編
 『世に倦む日日』のブログに対する違和感がここに来て噴出し,ブログ主個人(テサロニケ氏)へも疑問や批判が及ぶようになった.愚樵さんは,テサロニケ氏が『「改革ファシズムを止めるブロガー同盟」の発起人だと知って驚いた』ということだし,半平太さんに至っては『きっと憲法改正論者なんだろう』とまで書いておられる.



 私はこれを見て愕然とした.何に対してかというと,毀誉褒貶の変化の激しさに対してである.私がブログを始めたのは『世に倦む日日』に巡りあったからだと前回書いた.その頃はものすごく輝いており,私は記事(か何か)に『坂本竜馬の役目を期待する』というメッセージを書いたほどだった.感動で何かがこみ上げてくる時もあった.この変わりようは,小泉支持率が一気に数%に落ち込むことに匹敵するほどの驚きだ.
 私がブログを始めたのは今年の1月初めである.その当時,『世に倦む日日』では,確かに『つながろうとする強い思い』があったように思う.いや,絶対あった.当時,TBって何のことかも知らなかった私も,彼のその『思い』につらなろうとして,ブログの作り方などを独習し,やっとブログを始めることができるようになった.そういう努力を厭わなかったのだ.だから,「反小泉ブロガー同盟」に入ったのはごく自然の成行きであった.
 しかし,だいぶ経ってから,次第に何となく違和感を感じ始めるようになっていったのだが,それでもうーんとうなるような記事が出たりして,そういう記事だけは大体読んでいた.そうしていた頃,『反「世に倦む日日」氏(具体的には「雑談日記」さんだと思うが)』との交流のために,「絶縁状」ともいうべき「TB拒否設定」をされてしまったのだ.(後日,このお知らせが理由と共に発表された.)
 それでも子供じみたこととは思うがちっとも腹は立てていない.時々記事は読む.しかし,最近は特に,半平太さんの言うように『非論理的』,『扇情的』な部分が増えたなぁ,という感じがしていたのは確かだ.そういう矢先,あちこちで火の手が上がった,という次第だ.
 改めて記事を読み直してみた.それを通しての印象は,愚樵さんや半平太さんほどは悪くはない.ただやはり,素晴らしい論理展開の部分から,いきなり非論理的な扇情的な記述に変わる部分が確かに認められる.そして記事を読み直しているうち,ふと気付いたことがある.誰かに似ているのではないか,ということだ.
 それは,新左翼系の(一部の)活動家のイメージだ.扇情的アジ演説は巧みなのだが,相手の心をいかに響かせるかに気が廻っていない.そして相手の状態・情況に関係なく正論を言いっ放しにしている(愚樵さんの『切る,切って捨てる』という表現はこれに相当すると思う).そういう人とは二人だけで議論することがなかなか成り立たないし,対話も難しいだろう.そういうように考えると,あと一人似ている人が浮ばないだろうか.そう,小泉首相だ.正確に言えば,『素晴らしく論理的な部分がプラスされた小泉首相』というものだがそれに似ていないだろうか.
 ただし,似ているといっても,「感性的」な意味であり,決して思想的なものではない.ましてや,半平太さんが言うような『憲法改正論者』では断じてないのは明らかだ.『世に倦む日日』さんはきっとどこかで道を見失ったのだと思う.あまりに自分の影響力が大きくなったことに目が眩んだのではないかと思う.『世を動かせるブログとそうでないブログ』のような考えを持つほどに.
 また戻って欲しい.『反小泉ブロガー同盟』を立ち上げた頃の『初心』に.私のような群小ブロガーも大事にしていた頃のあなたに.扇情的な言葉は少しでいい.小泉的感性から抜け出して欲しい.
【追記:5/8 12:20 下線部分は初めは,『素晴らしい論理的な部分のない小泉首相』となっていた.これではまるで,小泉さんが「論理的」であるみたいだ.言いたいのは逆でありました.すごいブラックユーモアでした.】
【追記:5/8 22:50 第2の下線部分を変更.】
by papillon9999 | 2006-05-08 00:26 | 済み | Comments(6)
Commented by 愚樵 at 2006-05-08 20:54 x
アルバイシンの丘さま、こんばんわ。
今日の「世を倦む日日」のエントリー、見ました? 彼は私たちのTBを読むには読んではいるみたいですね。まあ、彼は戻っては来ませんね。
彼がTB拒否をした理由というのを知りたいと思いますが、過去ログをイチイチ見るのは面倒。そこまでエネルギーを費やしたくはない。推測するに、彼にはチマチマやってるのがウザッタくなったのではないでしょうか。なんせイマジネーション溢れる人みたいだから。事実、そうなんでしょうけれど。
彼の記事はこれからウォッチしていくとして、これ以上彼にかかわるのはどうしようか、と考えています。もう一つくらい、書いてみようかと思わなくはないのですけれど、悪ノリになってしまいそうな気がします。
Commented by papillon9999 at 2006-05-08 22:13
愚樵さん,こんばんわ.コメントありがとうございます.世に倦む日日さんの今日の記事,読んでみました.『よい出会いと悪い出会い』とか『ブログは・・・多数に注目される必要がある』などのくだり,感じますねぇ・・・
いや私はすでに『破門された身』ですから,こちらからは時々記事を読ませてもらうだけで,彼自身をウォッチしていくなんてことはありえません.彼から呼びかけがない限りかかわることもないでしょう.(機会がない)
TB拒否の理由ですか?一言で言えば,彼のブログに対して『マイナスイメージ』を与えるものを排除する,ということだと思います.私自身の記事という意味ではなく,私のところにTBされた別の人の記事にそういうのがある場合でもいけないのです.それを排除しないのは同罪という意味です.
Commented by papillon9999 at 2006-05-08 22:50
もっとありました.この部分を書くべきでした.
『たかだか周囲数十人の「群れ合い共同体」で響かせ合う宿恨と劣情の共振と交換のレベルでは、およそ政治を動かす力などにはならないのであり、山奥の村議会でやっている三流派閥政治以下の「趣味のブログ政治」である。』
ちゃんと読んでいないことがばれてしまいました.
Commented by papillon9999 at 2006-05-08 23:05
またまた,気付いたことがあります.ウォッチです.愚樵さんのウォッチは私の『読むだけ』ときっと一緒ですね.済みませんでした.言葉って実に曖昧です!
Commented by 布引洋 at 2006-05-10 11:38 x
『倦む日々』の情報収集能力はかなり高くその為多くの読者(私も含めて)に支持されるのでしょう。確かに上から物を言う態度、身内ともいえる人々を切り捨てる非常さ、複雑な事柄を単純に決め付ける等欠点もあるでしょう、しかし欠点は同時に取り柄(魅力)でも有ります。確かにこう書くと小泉純一郎に似てきます。小泉人気の秘密も案外こんな物かも知れません。
光市事件の『倦む日々』の記事はマスコミの中に在ったレベルの低い報道の拡大再生産に過ぎません。ブログではなく新聞雑誌なら訴訟対象でしょう。(新聞雑誌なら未成年事件にあの記事を書きません)インターネットの危うさを感じます。
『倦む日々』は非常に見識の高い部分とそうで無い部分が有り、ばらつきが見られます。何人かで運営されて居るのかも知れません。
Commented by papillon9999 at 2006-05-10 22:33
『小泉純一郎に似てきます』と思っていただけるとなんだか嬉しいです.
『何人かで運営されて居る』ということですが,一つの記事の中で見識の高い部分とそうでない部分が有ったりするので,複数の運営とは思っていませんけどねぇ・・・