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by papillon9999
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投票戦略と選挙制度
2013年 07月 17日
参院選は自公の圧勝と言われていますが,ひょっとしたらおもろいことになるかもしれません。期日前投票数が好調に推移しているらしいですから。これだと,好調といわれている共産と公明も意外に苦戦という結果になる恐れが・・・・どうでしょうね(^o^)/
尤も,昨年末の衆院選で完全に予想を外したパピヨンであるから,恐る恐るの予想であることをお断りしておきます。しかし,東京の山本太郎,新潟の森ゆう子,広島の佐藤公治はイケル!と断言しておきます。(投票を呼び掛けているわけではありませんのでご注意ください) そういう中で,時々コメントを戴き,メールも戴く,牧野 弘幸さんから,最新のメールを戴きました。牧野さんが自らの投票戦略を提案しておられるものです。『同URLをブログに載せても構いません。』とのことですので,以下をご覧ください。(ただし,くれぐれも念を押しておきますが,パピヨン個人の意見ではありません。そしてパピヨンが投票を呼び掛けるものではございません。ご理解ください) ・亡国壺三を切る ところで,牧野さんの投票戦略は,緊急速報!都議選分析下巻 2013年 06月 28日の記事に戴いたコメントでも知ることができます。以下のごとしです。 Commented by 牧野弘幸 at 2013-07-04 00:39 x >ああ,あんたでしたかね。みどりの風を推奨しとったのは。保守ということを理解して支援すればいいと思うけどね。 私は(1つ嫌いな政党がある点を除き)特にどの政党の支持者でもありません。 保守政党の中では「みどりの風」が一番無難ですが、都議選の結果を見る限り、何故か今回はあまり伸びそうに見えません。 一方、3人区以上では共産党が議席が確保できそうです。 ということで,嫌いな政党を当選させないために最善の投票戦略を練っておられるのです。そのためには,必然的に,ある選挙区ではA政党,別の選挙区ではB政党,などと投票先が変化します。 実は,こういう投票行動が最も好ましいものです。読者の皆さんの多くも,頭の中ではきっと賛同してくださるものと信じます。ところが,現実には,同じ反原発どころか,反TPP,反増税,反憲法改悪まで一致しながら,ミニ政党があちこちに乱立する有様です。ですから,票を食い合い,比例票も桁落ち効果でゼロ議席と交換されてしまうのです。つまり,牧野さんやパピヨンの理想とする投票戦略は,ほとんど意味を失ってしまいます。 ですから,最も必要なのは,そういう受け皿を一本化する努力ではないでしょうか。一つにまとまることはたし算ではなく,受け皿を作ったら倍にも3倍にもなる非線形効果を持っています。 実は,こういう状況を生じさせるために有効なのが,『小選挙区制』なのです。 実は,牧野さんのような投票戦略が最も実現しやすいのが,『小選挙区制』なのです。 つまり,小選挙区制は対立軸に対して,同じ側の人たちが一つにまとまらないといけません。そういうインセンティブを生ぜしめるのです。以前から指摘していることです。 このことを別の角度から見てみましょう。『小選挙区制』とは,自分にとって最も好ましくない政策を選ぶ(排除するために)制度と言えるのではないですかね。 ならば,これに対して,最も民意とやらを反映できると言われる比例代表制とは,自分にとって最も好ましい政党を選ぶ制度と言えます。 こう並べると,一見,比例代表制が最も優れていると思いがちですが,何度も書くように,通常の比例代表制は個人の候補者を特定できません。さらに,参院選の比例代表制のように,他の個人名を書いたのに,同じ政党の他の個人にその票が流用されるというのは,全く非合理的です。 それに,『自分にとってすべてが好ましい』という基準は,ほとんど実現しえませんし,それを求めることはわがまま過ぎます。いずれかで妥協して,予期される最悪を排除することが必要なはずです。創価学会員は上部の方針に悩んでいますし(指示に従わない),共産党信者と雖も,共産党候補者の出来不出来に投票をためらうこともあるでしょう。それほど,自分の思いと完全に一致することは少ないのです。 ということで,適切な定数配分の上での,小選挙区制と比例代表制を組み合わせた選挙制度は,合理的な制度なのです。ただ,問題は,最大の問題ですが,政党というか,政治家の側にそういう問題意識が希薄だということです。小沢一郎だけです。真剣に真の国民主権を確立しようとしたら,どうしてもそうなるはずなのですがね。小沢一郎だけがそうだということは,真剣に真の国民主権を確立しようとしている政治家は小沢一郎だけということです。今回のミニ政党乱立を見なさい!(生活の党だってミニ政党じゃん!だって?いや,小沢一郎は連携を模索していますよ,常に。未来の党は失敗だったけど・・・(悲涙)) ということで,政治家の側に小異を捨てる意識がない,すなわち自分の当選だけが重要で,どういう日本にしたいのかという責任感が希薄,という遅れた意識しかないとすれば,もう一つ究極の選挙制度が考えられます。それは小選挙区2回投票制です。欠点は時間とお金がかかることですが,民主主義の為には仕方ないと思うことにしましょう。 この制度の先進国はフランスです。実例があります。ただし,実態がどのようなものかは全然知りません。(^o^)/ でもこれだと,各党のわがままはある程度保持しながら,決選投票で協力し合うための適当な妥協が必要になり,政策が洗練されることになるでしょう。フランスの例を参考にしながら,具体的な制度設計を考えてみます。 とここまで書いて,はたと気づきました。初めは牧野さんの投票戦略を紹介するつもりだけだったのが,ついつい勢いで書いてしまいました。ホントはついーと(2013-07-13 17:32)にもメモを書いておいたのですが,選挙制度の提案として書くつもりだったのです。ここではまだ書き残しがありますので,いずれにしても改めて記事にしたいと考えています。従って,この記事の細かいところは軽く考えておいてください(^o^)/ 取り急ぎ,ここまで。
by papillon9999
| 2013-07-17 21:44
|
Comments(19)
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at 2013-07-18 13:26
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
皆さんへ
祀乃師(牧野弘幸)です。 自公候補者を落とすため、各選挙区の投票先です。 ≪1人区:民主党公認候補あり≫ (鹿児島県・宮崎県・熊本県・長崎県・佐賀県・高知県・徳島県・鳥取県・奈良県・滋賀県・三重県・岐阜県・福井県・石川県・群馬県・栃木県・福島県・秋田県) ⇒ 民主党公認候補へ投票する (岩手県) ⇒ 無所属候補へ投票する (民主党公認候補の当選可能性が低いため。無所属候補は当選圏内です) ≪1人区:民主党推薦候補あり≫ (岡山県・山梨県) ⇒ 民主党推薦候補へ投票する (青森県) ⇒ 共産党公認候補・みんなの党公認候補・生活の党公認候補の何れかへ投票する (民主党推薦候補の当選可能性が低いため。以上3人は横一直線です) ≪1人区:上記以外でみどりの風公認候補あり≫ (島根県・山形県) ⇒ みどりの風公認候補へ投票する
0
≪1人区:上記以外で共産党公認候補あり≫
(愛媛県・山口県・和歌山県・富山県) ⇒ 共産党公認候補へ投票する (大分県・香川県) ⇒ 無所属候補へ投票する (共産党公認候補の当選可能性が低いため) ≪1人区:上記以外≫ (沖縄県) ⇒ 現職候補へ投票する ≪2人区≫ (福岡県・広島県・兵庫県・京都府・静岡県・長野県・新潟県・茨城県・宮城県・北海道) ⇒ 指定無し ≪3人区≫ (千葉県・埼玉県) ⇒ 共産党公認候補へ投票する (与党2を避けるため、野党2番手へ投票する) (愛知県) ⇒ 民主党公認候補へ投票する (万が一、与党過半数に備え、TPP慎重な高市早苗政調会長を守るため)
≪4人区≫
(大阪府・神奈川県) ⇒ 指定無し ≪5人区≫ (東京都) ⇒ 民主党公認候補へ投票する (与党3を避けるため、野党3番手へ投票する) ≪全国区(比例代表)≫ ⇒ 野党候補へ投票する papillon9999さん、申し訳ありません。「1つ嫌いな政党」とは「生活の党」です。 (小沢一郎代表が野党をぶっこわすため。)
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papillon9999 at 2013-07-18 19:57
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papillon9999 at 2013-07-18 20:10
祀乃師さん,ハンドルネーム変更されるのですね。了解。
まず皆さん,パピヨンが投票を呼び掛けているわけではないこと,ご理解ください。パピヨンの意見とも異なります。 さて,祀乃師さん, >papillon9999さん、申し訳ありません。「1つ嫌いな政党」とは「生活の党」です。 (小沢一郎代表が野党をぶっこわすため。) とのこと,わはは!です(^o^)。これはついーとの『物事の機序を蔑ろにする人たち』の絶好の題材ですぞ(^o^) まあ,それはともかく,とても感心したことがあります。まさに投票戦略の鑑だと思います。 祀乃師さんの姿勢は,最悪を自公与党+維新と見定め,それを落とすためであったら,一番嫌いな生活の党であっても排除しない,ということですよね。 これは素晴らしい見識だと思います。受け皿が一つになった暁には,ぜひ一緒にがんばりましょうね。 それでは残りわずかですが,悔いのないようにご活動ください。
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山崎
at 2013-07-18 23:06
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ダイヤモンドオンラインの7月18日号に、山田厚史氏の良い記事がありますよ。
内容は野党乱立状態を分析したものでして、善人の不寛容と表現されています。 善人ほど、わずかの違いを乗り越えられない病弊を持つという意味ですが、パピヨンさんと完全に同じ問題意識です。
papillon9999さん
>祀乃師さんの姿勢は,最悪を自公与党+維新と見定め,それを落とすためであったら,一番嫌いな生活の党であっても排除しない,ということですよね。 はい。正確には「自公与党+維新」じゃなく「自公与党」のみターゲットとしています。 ぶっちゃけ、今回、危険なのは自公のみ、生活と維新が伸びる余地はありません。 一箇所、青森(定数1)で生活が横一直線の2番手ぐらい、報道では生活>みんな>共産の順ですが、本当に2~4位が僅差のため、みんな・共産を含め3つとも載せました。 本当に僅差の所はTPPを重視しました。
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papillon9999 at 2013-07-19 07:43
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papillon9999 at 2013-07-19 07:49
祀乃師さん
徹底的な反自公,いいですね。 ちょうど山田厚史さんの話題も出ましたが,善人は寛容であるべきときに不寛容,不寛容であるべきときに寛容であったりしますからね。 小沢一郎への恣意的強制捜査に対して,もろにそれが出ました。
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sk
at 2013-07-19 15:03
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>『小選挙区制』とは,自分にとって最も好ましくない政策を選ぶ(排除するために)制度
>比例代表制とは,自分にとって最も好ましい政党を選ぶ制度 これは歴史的な定理の発見ですよ! ただですね、反自公でも共産党やブサヨ連が善人とは違和感満杯です。
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papillon9999 at 2013-07-19 21:11
>歴史的な定理の発見
これはこれは,嬉しい限りです。 >反自公でも共産党やブサヨ連が善人とは違和感満杯です これも,わはは! いやあ,今選挙直前だから控えてますが,別に否定はしません(^o^) あちこちに出没する共産党信者たちは,ごく身近な相手に満開ネガキャン張ってますねえ(オドロキの顔) 特に東京の山本太郎へがよく目立つなあ。鈴木寛はむろん落選してもらいたいが,鈴木よりは共産がマシなんだが,共産よりは山本太郎なんだよねえ,悪いけど。個人的な感想だけど・・・ ともに自公を蹴落として当選しましょうよ,ねえ!
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bandai
at 2013-07-19 23:41
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papillon9999 at 2013-07-20 22:02
そういえば,涙を流しながら怒鳴り込んできた兄さんがいましたねえ。
その前にも何人かおりましたよ,失笑系が。 ああいうのは〇産党の狂信者の特徴です。でも一部にすぎなくて,一般支持者の大半は善人なのでしょう。 ジャム兄さん,今回はニコニコできてよかったね。でもホントかなあ・・・?
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眠れぬ人
at 2013-07-21 00:42
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反戦な家づくり に次のような投稿がありました。
なぜ生活の党なのか (参院選投票日まであと2時間) http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1286.html パピヨンさんの問題意識とピッタリ同じではありませんか? >自民党と社会党の1.5党体制は、そもそも55年体制という自民党の安定支配のための構図だった >米国も日本も、すでに下り坂のまっただ中にある。かつてのように、小さな妥協で国民にエサを与え、飼い慣らすだけの余裕がない。 えさ代にも事欠くようになってしまったのである。 >ホシュなんて大嫌いだった私が、大阪駅で12時間耐久街頭宣伝をやらかすくらい「生活の党」を応援するのは、こうした時代認識があるから、そして維新と真逆に「国民の生活が第一」だからだ。
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papillon9999 at 2013-07-21 08:54
眠れぬ人さん,ありがとう!ありがとう!
まさにまさにおっしゃる通りなのです。わかってもらっていて,ものすごく嬉しいです。 そうなんです。私は2006年にブログを始めたのですが,2007年ぐらいまでの記事を見てください。かつての社共勢力への幻想を根強く持って,捨てきれずにいたのです。 しかし,2008年頃から徐々に変化していきます。国民の幸せを奪うものの巨大な壁に気が付いたのです。それは社共シンパシーでは絶対に見えない壁です。それは『二大政党制とは何か』,などと言う記事を書き連ねて,自分の中でもはっきりと形を得ていったのです。 なあんて,自分のことばかり言って申し訳ないけど,反戦な家づくり氏がわずか数行で書かれたことを,パピヨンはつたない記事で延々と書いてきたというわけです。 反戦な家づくり氏のこの記事に,今は感動しています。
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at 2013-07-24 21:38
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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papillon9999 at 2013-07-24 23:24
匿名さま,こんばんわ。
「うっかり〇がつけていた・・・・」 いつもユーモアが感じられて,なかなかいいですね。 おっしゃるように,「ねじれ」という表現自体,ネガティブな意味が込められていますよね。これを平気でNHKでも使う。 「正常ではない状態ですよ」という意識外の刷り込みを行う高等戦術ですよね。 二院制はやはり必要だと思います。大事なのはブレーキ役というか,単集団の熱狂で突っ走ることが最も危険だと想定されていることですよね。 改めて別の組織で考えてみる,という,支配者の独走を最大限警戒したシステムになっているわけです。 ああ,早くたまっている記事を思う存分吐き出したい!!!
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papillon9999 at 2013-11-14 20:19
142.54.169.50 moncler gerard at 2013-11-14 10:36 x
moncler ヒマラヤ |