アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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小沢裁判の不当性:危険な俗情(1)
 1.前書き

 小沢一郎の裁判が不当なことを,また改めてここに書く。その論拠はこれまで何度も書いたことの繰り返しになるが,ここではさらに,どうしてそのような不当なことがまかり通るのか,一体その責任(罷り通らせる責任)はどこにあるのかを改めて指摘しておきたい。そう,それは人権派,護憲派を自認するあなた自身の人権感覚が本物でないからだ,ということになるだろう,それに気がついてもらうことをささやかに願ってこれを書く。



 ところでこれまで小沢一郎関係の記事をずいぶん書いてきた。だが寄る年波でどのような記事を書いて来たのか,もう頭のキャパを超えてしまって思い出せず不便この上なかったので,この記事を書くにあたりカテゴリーとしてまとめた。
  関連記事一覧 【小沢一郎関連】
 これをみると,ずいぶん前のブログを始めた当初からパピヨンは小沢一郎へのある種の期待を抱いていたことがわかる。当時ガチガチの純粋派だったパピヨンだが,その時点で持っていた問題意識が,どうも小沢一郎のそれと似ているな,とアンテナに響き始めたからである。
 白状すれば,それまでは小沢一郎と言えば条件反射的に悪徳代官のイメージしか浮かんで来ず,先入観なしで小沢一郎を見ることも考えることもできなかったのである。しかし,その先入観を取り除いてみたら(それができたのは政権交代が現実味を帯びてきたからだろうと思う),とても重要な事=霞ヶ関の税金収奪システムが困るようなこと,を次々と打ち出しているじゃん!とわかってきた次第。これも民主党が参議院で自民党をしのぎ,小沢民主党の同意無くては実現できない時代になっていたからである。この最も典型的な例が日銀総裁人事であったろう(小沢一郎にエールを送ろう(2) 2008年 04月 09日)。

 その後,小沢関連では,小沢公設秘書逮捕の頃から,検察・霞が関の恣意的捜査批判の記事が多くなる。その批判におけるパピヨンのスタンスは,一貫して検察権力の理不尽な暴力に対するものである。この理不尽さは,たとえ小沢一郎が優れた政治家であろうとなかろうと関係ないこと,金権政治家であろうと清貧な政治家であろうと関係ないこと,改憲タカ派であろうと護憲派であろうと関係ないこと,小選挙区論者であろうとなかろうと関係ないこと,であって,そういう観点から批判されるべきことを書いてきたつもりである。
 ところが残念ながら『反小沢』信者たちには全く通じなかった。ネトウヨは別として【注1】,特に共産党支持系の護憲派たちにこの傾向は強かったと思う。あとでまたしつこく書いてあげるが,でっち上げ捜査報告書があったにも関わらず,それに対する批判は聞いたことがない(よく見てないので自信はないが,少なくともこの赤旗記事(国会での説明はいよいよ重要 赤旗主張 5月10日)にはひとっことも書いてなかった。あとでまた槍玉に挙げる。)
 このことは日本国がまともな法治国家であるかどうかの最低条件の話なのであるが,そういう危機にあることに極めて鈍感なのは意外であった。鈍感というよりは小沢を仕留めるための恣意的無視というべきだろうが,そういう偽善的態度では憲法を人に説く資格なんてないと自覚せよ。(あ,検察の虚偽捜査報告書を批判した人は別ですよ,当然。)いずれ共産党自身にも跳ね返ってくる問題である。その時になって不当逮捕!なんて叫んでも誰からも相手にしてもらえんだろ。
 
 前置きが長いが,懐かしいのでもう少し。しばし昔書いた記事を読み返したところ,コメント欄に現れたいろんな人が思い出されて感慨に浸ったことであった。とても優れた人,まともな人,パラノイア,失笑系,ネトウヨ系などなど・・・。

 2.公訴事実

 いよいよ本題に入る。最も大事なことは,そもそも小沢一郎はどういう罪状で(不当な)裁判に掛けられているのかという点であるが,小沢批判者はそれをよく理解しているのだろうか?まずそれから確認していく。手っ取り早く東京地裁の大善判決文からこれを抜き出しておこう。

   大善判決文の中の7/100ページより
 
 (公訴事実の要旨)(パピヨンによる要約)
 第1 平成17年3月,大久保,石川両会計責任者と共謀の上,
   1.陸山会が小沢から借り入れた4億円を平成16年の収入として計上せず(虚偽の記入をし),
   2.同会が土地取得費として合計3億5261万6788円を同年の支出として計上せず(虚偽の記入をし),
   3.同会が平成16年10月29日世田谷区の土地2筆を所得したのに同収支報告書に資産として記載をせず(不記載という虚偽をなしたこと)。
 第2 平成18年3月,大久保,池田補佐人と共謀の上,
   1.陸山会が土地取得費として3億5261万6788円を同年の支出として計上し(虚偽の記載をし),
   2.同会が前記土地取得を平成17年1月7日と虚偽の記入をしたこと。


 以上が,公訴事実の要旨(のパピヨンによる要約)である。要するに,小沢一郎の政治団体・陸山会の政治資金収支報告書に虚偽の記載があったが,被告小沢一郎はその虚偽の記載を「共謀して為したのか」ということが被疑事実となった裁判なのである。

 以下において,大善判決文を検討していく予定であるが,そもそも,この裁判は,仮りに有罪になったとして,それが何なの?というシロモノである。あなたは唖然としたものを感じないのだろうか。だって,土地の取得費は1円も間違っていないし,土地の取得届も為されている。ただし,その時期がずれて翌年の報告書に記載されたのである。これは期ズレと言って結構調べたらあるらしい。
 いや,それが違反というなら違反である。だったら,他の政治家の違反もすべて調べ直さなくてはならない。記載訂正で済ませたものも取り消して,すべてのケースを裁判に掛けなければならない。
 だが,そういう政治家たちが新たに有罪に問われたとして,それが一体何の意味があるのか?誰にも間違いはあるだろう。解釈の違いもあるかもしれない。資金繰りに苦しんで融通を利かせたい時もあるかもしれない。その程度ならば大目に見てやっていいのではないか?立小便だって急迫状態にあったら,まあ許してやろうよ,の精神である(喩えが悪いという人がいるかもしれんね。)
 実際,検察が小沢起訴に踏み切らなかったのは,仮にこの罪状で有罪になったとしても全く意味が無いと思ったからに違いない。というより,そういう程度ならば常に大目に見てやっているのが実態なのである。だってそういうのでいちいち裁判していたら,実に大変だろう。だがやるならば全政治家に公平にやらなければならない。

 ならば,なぜ政治資金規正法はこのような微罪をことさら禁止しているのだろうか?それはそういう手口によって巨悪が隠される可能性もあるからである。だから,表面上,少しでも辻褄の合わないような点があれば,それを突破口にして調査し,巨悪を暴き出せる道が開ける。そのための形式犯罪を設定しているのである(素人なのによく言うよ!) それがなければ別件逮捕などが必要で,社会的には非常に危険となる。

 このことを逆に言えばどうなるか。調べてみて,その奥に巨悪が隠されていなかったら,単なる軽微な形式犯にとどまるそれはリリースしてやるのがこの法律の精神なのである。
 だから検察が最初にこれを理由に切り込んだのは,許されることだったのかもしれない。しかし,その後,嘘の捜査報告書をでっち上げまでして小沢と巨悪を結びつけようとして目的を果たせなかったというのが実相であろう。そうして不起訴の判断。検察審査会の不起訴不当に対しても再度,不起訴の判断を為したのである。
 もっとあくどいシナリオだって考えられる。そもそも強制捜査に入る前に内偵で調査は進んでいたはずである。それで西松と4億円は繋がりそうにないことがわかっていた。それで手を出せずにいたのだが,ある”国策”の必要性が出てきた。だから無理を承知で,総理目前の政治家を絶好のタイミングで襲った,というシナリオだ。ただし,このシナリオは未だパピヨンの妄想の域を出ていないことをお断りしておく。

 え?4億円はどうしたって?4億円に関しては判決文に詳しく検討してあるが,借入の認識の違いに帰せられる。それについてはあとで考察するので,その時までお預けにしておこう。
 さらに,この被疑事実,共謀があったのかどうかについて,軽微とはいえ有罪かどうかは印象として重大である。これについても判決文を検討していきながら,赤旗記事などによる小沢判決の総括を批判していく。今回はここまで。

【注1】 かつてうちに居候していた或るネトウヨさんが,小沢が強制起訴されたときに,『実際の罪はどうでもよい,小沢がなんにしろ貶められればそれでよいのだ』と高笑いをしておった。まさか,あんたもそんなんじゃないよね。
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by papillon9999 | 2012-05-24 22:56 | Trackback(1) | Comments(4)
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Tracked from アルバイシンの丘 at 2012-11-12 23:00
タイトル : 小沢一郎,2審も無罪!
 岩手日報:小沢氏、二審も無罪  ようやく,再び本格的に政治に専念できる状態に戻った。堂々と国民に語りかけよ。反原発,反消費増税,反TPPの3つに絞って,非自公,非石原シンパの連合軍を組織せよ。きっと国民は歓呼の声を以って連合軍を迎える。 さて,我々は以下のことをせねばならぬ。  1.検察のニセ捜査報告書の真相とその始末(適切な処罰を加えること)。  2.検察審査会のメンバー選定の真相解明(メンバーの個人名を公表せよということではない。選定のやり方を公表してもらうこと)。  3.冤罪加...... more
Commented by 磐梯朝日国立公園 at 2012-05-25 18:04 x
政治資金収支報告書では、年間200件ほど
修正があるそうです。
ウソの捜査報告書を作成した検察官は
公文書偽造に問えないのですか。
捜査関係者こそ国会で証人喚問すべきかと。
Commented by papillon9999 at 2012-05-25 23:19
え”ーーっ記載事項修正が年間200件もあるんですか!驚きです。情報有り難う。出来ればどこで仕入れたか教えてもらえますか。

それからそうそう,あの嘘つき検事たちを証人喚問すべきですよね。
ここでパピヨンが思うのがまたしても共産党の態度ですたい。一郎さんの批判キャンペーンを繰り広げたいなら,支持がどんどん落ちても構わんのだろうからそれでもよかです。しっかし,それなら同じ程度にはこの不法検察も批判せろよね!どうやら共産党は検察の暴力には何も言えないみたい。何が反権力を貫いただ!ネ!みなさん!
Commented by 磐梯朝日国立公園 at 2012-05-28 23:51 x
パピヨンさま、面白いブログを発見しました。

共産党も不動産!
http://blogs.yahoo.co.jp/maruimarui21/61211666.html

仙谷の疑惑!
http://blogs.yahoo.co.jp/voteshop/16772677.html


そんなんで小沢一郎のことをあんな極悪人
みたいに言えるなと。
Commented by papillon9999 at 2012-05-29 19:13
ひゃあ,共産党は政治活動と関係ない家賃収入で不動産財テクやってるじゃん!
教職員組合に貸して,家賃取ってないじゃん!
これ大丈夫なの?ちょっと説明責任を果たしてもらおうか!
仙谷もひどかああああ!こいは自分の息子への私金流用疑惑たい!!!こりゃ許されんっちゃない!!??だけん仙谷の態度がおかしかモンね!!