アルバイシンの丘
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随想や意見,俳句(もどき)

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ノルウェー事件は神殿破壊(2)
 ブログを始めた頃の記事(宗教と人間の脳との関係(4) 宗教基準と良心2006年 04月 01日)で、倫理上、道徳上の人間の基準が神様基準で決められることの危険性を指摘した.



 その第一の理由が,神ご自身が書かれた聖典はない(聖典の不思議)というピタゴラスの第一原理に存在する。すべてが,神の代弁・預言と称して人間によって書かれたものだからである。従って,この「神の命令」とはだれか或る特定の人間(集団)の命令に他ならない.
 無論,それを信じる者にとっては神そのものとの区別がつくわけではない.だからこそ言うべきであろう.その神が汝の敵を愛せと言ったから愛すのか、そうでなくても愛さないといけないのではないか、もし敵を殺せと言われたら殺すのか。そういう時はなんかおかしいと思うべきなのではないか。

 第二の理由は,そういう命令は結局の処,相対的になる宿命を持っているからである。これはピタゴラスの第二原理だ。「おれたちの神の方がお前たちの神よりも強いんだぞォ!」ということの無意味さをじっと噛みしめよう。こうして基準を決めるのは人間自身となる(人間しかいなくなる)。
 しかし,それも結局は,グループAとグループBの「おれたちの方が正しいんだい!」の言い合いに過ぎないのは明らかである。だが,それでもそれで行くしかない。昔は戦争でしか解決策はなかった。今はどうだろうか?胸を張ってマシになったと言えるだろうか?

 多文化共生社会という概念が登場し,ちっとはそう思えるような(マシになったと)時代にようやくなったかな,と思った矢先のノルウェー連続テロ事件だった。そのような「寛容社会」そのものが憎しみの対象となっていた。「寛容社会」そのものが何かを蹂躙していたことに人々は気づかねばならない。
 だが,これは「寛容社会」そのものの価値を否定することではない。何とか,進歩と退歩を繰り返しながらも実現を目指すのが正しい方向であるはずだ。だが,その実現へのプロセスとなると・・・これがわからん。これが初めの(人類の限界が見えたのか?2011年 07月 25日)の記事で書いた絶望の所以である。頼りは「寛容社会」そのものの力,「北風と太陽」の太陽政策である,なんていうのも気恥しい。

 果たして人間にはそれを成し遂げるだけの能力があるのだろうか?

 エホバの妻がよくいう,「強力なサタンが支配しているこの世には何の希望もないのよ。エホバがこの世をサタンの支配に任せておられるのは,それに耐えた人だけに永遠の命を授けるためのテストなのよ。それが終わって初めてサタンを滅ぼして,ホントの楽園を作ってくださるのよ ♪ ♪ あたしは楽園に行けるけどあなたはだめね。♪ ♪」

 私は恐る恐る言わせてもらう,「そんなに強力なサタン,唯一の神をそれほどまでに決心させるほどのサタンが野放しにされていながら、人類はなんと数千年も(人類が誕生してまだ数千年ということになっている)頑張っているではないか,少なくとも未だ地獄ではないぞ。こう考えると人間ってなんて素晴らしいんだ!限りなく愛おしくなるバイ」

 妻は,フンと鼻を鳴らして向こうへ行く。

 人間ってなんて馬鹿なんだ、こんな生き物は絶滅するが良い と遠い眼をするか、アリが必死で獲物を探すように「寛容社会の実現」目指して右往左往しながら頑張るか,どうすべきだろう?
 後者だとすれば,今眼の前の灰汁さんと共に天を戴ける地平を探さねばならない。あきらめたらおわりだから。まだまだ,人間って捨てたもんじゃないなあって思わせてくれる人がたくさんたくさんいるではないか・・・

 前の記事へ書きこまれた灰汁さんのコメントを以下に紹介しよう。これを見ると,現代において左翼政権(に限らないが偽善的である分,罪が大きい)がそれまでの文化を皆殺しにしてきたことへの恐怖がとてもよく現れている。だがそれは同時に,その裏返しの心性(異物の排除,皆殺しへの潜在的傾斜)でもあることに注意が必要である。

Commented by 灰汁狸菟簀 at 2011-08-09 17:49 x
うーむ、新エントリー建てるまでも無く、結論が出てしまった…
異様さを帯びる理由は「戦争によらない大規模静的侵略」という、人類の歴史始まって以来の珍現象の故でしょう。火と剣で蹂躙された挙げ句の民族浄化&混交であれば未だ諦めがつくのですが、そうではないところに苛立ちを感じる人が居ても仕方無いのでは?
 以下略


これに対するパピヨンの応答

Commented by papillon9999 at 2011-08-09 21:57 x
>「戦争によらない大規模静的侵略」
なるほど,うまい表現を見つけたもんじゃ.
やはりこのメンタリティは宗教原理主義と同じようじゃな.
自分たちの信奉する”神の王国”を蹂躙されることかな.静かにしかし大規模に.その恐怖感は何となくわかるですたいネ.
道徳的規範を宗教が決めてはならぬ,人間自らが決めなくてはならぬ,だがこれは人間には重すぎるこつかもしれん.
「人間はみな平等で,どの国のどの文化の人も同じ人間だから,寛容社会の方が正しいのじゃよ」
と決めてくれる神様はいやしねえ.灰汁さんにとっては,このような言葉は異教の神の押し付けにしか聞こえぬわけだ.強烈な反発しか引き起こさんじゃろうのう・・・・ふう・・
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by papillon9999 | 2011-08-09 00:56 | Trackback | Comments(0)
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